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映画『サムライせんせい』感想 ただのTVドラマ

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原作コミックの宣伝としては上出来。

TVドラマはTVドラマでやって欲しいなぁと思ってぐぐったら2015年に一度TVドラマ化しとんのかい!!

つーか一回やっといて、この映画の出来なの?!

勿論、TVドラマとは別個のものなのだろうけれど、もう冒頭の塾のシーンで、おなか一杯。
当方は円盤での視聴だが、これは劇場で見てたら多分、この開始10分前後の辺りで渋々帰ってる。

先ず子役の演技。ひどい。これはTVドラマなら、まだ許容出来るかも知れないが、昨今の映画で未だにこのレベルをよしとしている邦画は徹底的に淘汰されて欲しい。
その直ぐあとに出てくる母親たちの演技と温度差は同じなのだが、こちらはそれが推奨されるポイントになる、ある種大仰なコメディシーンである。
普通のシーンでそれと一緒くたにしてしまう演技指導は、どうかしているとしか思えない。

そして主人公がタイムスリップしてのシーン。ここは序盤のキモとなるギャップを演出する部分だ。
この手のくだりは、色んな創作物で1億回は見てきている部分だから、作り手が余程のアホでない場合を除き、それなりに巧く出来るはずである。お手本に出来る作品は死ぬほどある。

ところが。

「サムライ?」「あんたサムライの格好してどうしようが?」「さ、サムライ?!」

何れも現代にタイムスリップしてきた市川隼人を見てのセリフだが、やっぱもうこれTVドラマだろ。しかも見る人全員がバカ見たいにサムライを連呼する。
セリフはまだいいや。どう見てもサムライにしか見えない格好をした人間がいたら、リアルでもそう言っちゃうかも知れない。

ただ、登場する市川隼人は、どう見てもサムライには見えない。
着流しの汚いイケメンだ。

なんでアレ見て「サムライ」やと思えるん?お前ら。

せめて月代の丁髷とか、袴とか、最悪2本ぶら下げてるなら、まだ解るよ。

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これぐらいならね!!
コレ見て「サムライ」言うなら全然解る!!

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コレやぞ?!

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汚いイケメンやったら、ただのホームレスやろがい!!いやもうそこはイケメンで驚けや!

もうちょいサムライっぽい感じに出来ひんかったん?

ちな原作コミックでは、まだマシ。月代残ってるし。
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画像引用:サムライせんせい - pixivコミック
https://comic.pixiv.net/works/741

あげくにバイクを自慢する若者の驚き方ね。
っつーか「幕末150周年記念作品」ってなんやねん。

あとはラストまで至って普通。
強いて挙げれば、市川隼人かっけー。

なんだろなー。やっぱTVドラマ的な緩さしか印象に残らんわ。




・映画「サムライせんせい」公式サイト
http://samuraisensei.com/
・サムライせんせい - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%81%9B%E3%82%93%E3%81%9B%E3%81%84
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『クワイエット・プレイス』感想 う~~~~~~~~~~~ん

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個人的には好きな部類。

この手の良質なB級は、もう存在するだけで個人的に合格点なので、いち評価としては以下は全く参考にならない。

ただ、問題点というか、クソ悪い点が大きく存在するのもまた事実。


=以下、ネタバレです。=

先ず、タイトルが出るまでの冒頭。
ある程度上手く背景や設定、そして何がどうヤベぇのかを説明している。基本的にはかなり上手い。
上手いだけに、クソ予定調和に感じる無理矢理な行動が、全く理解出来ず、早くも違和感を感じる点は、流石に許容外である。

何故4歳の息子とあれだけの距離を開けたのか。

どれだけ危険か承知しているクセに、あの体たらく。姉と4歳男児を信頼し過ぎてないか?
あそこマジで意味不明。自分なら絶対に目を離さない。あんなエイリアンがうろついてなくとも絶対だ。全く納得出来ない。

と言う風に冒頭の時点でポカンとなる。

いうてもB級だ。質感こそA級もかくやというレベルだが。あくまでB級ホラーに過ぎない。解ってんよ。
解ってるけど、つっこまないのは無理だわ。

てっきり銃は効かないのかと思ってた。あのシーンまで。
あの国で真っ先に試す抵抗手段だし、或いは、もしかしたら禁止している地域、もしくは銃嫌いの父ちゃんなのかとか。

で、銃持ってるし。
勿論、発砲音を危惧してる部分はあるだろうさ。敵の数も解らない。

案の定、発砲した後、敵がワラワラと集まってくる。普段あいつら何してんだろ。
で、戦う意志を見せる母娘の図。あれはもうやるしかない的なことなんやろうけど、弱点把握したからという強みもあるのかな。
にしても銃、普通に効くし。なんで人類絶滅しかかってるん?陽動もクソほど効くしなぁ。なんでや。

父ちゃんの犠牲も、そういう意味で意味不明。
いやあの初撃ではらわた出ちゃってる類の重傷ならまだ解る。逃げ切れんし。そんな感じだったっけ?

出産に関しては、色々思うところもあるけど、まあ、しゃーない。
あれが何にも考えてない風なチャラいバカカップルだったら、とんでもないけど、まあ、あの夫婦ですさかい。
一応、出産に向けての対策も立ててるし、ギリでOKっしょ。
何よりホラー演出として効きまくってたし、大成功やん。

でも、釘はアカン。

だって常に裸足ですよ?彼ら。
理由はあるにしても、んで、よく歩く道は精査されてるにしてもさ、普通に危ねえじゃん。
どう考えてもどっかで怪我するわ。でもそれが無い。
ってことは、そういうことでしょ?なのに釘は踏むと。なんなんこれ。

もしかして、道に落ちてる尖った石とか少々のガラス程度踏み砕く足の裏してるけど、さすがに釘には勝てませんでしたパターン?

なーんか、設定に無理があるっつーか、予定調和部分に感じる要素が目立つんだよ。ノイズですよ?

まあ、結果的に面白かったし、好きな映画ですけども。




・映画『クワイエット・プレイス』DVD公式サイト|パラマウント
http://paramount.nbcuni.co.jp/quietplace/

・クワイエット・プレイス - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9

テーマ : 映画感想
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『バイオーグ・トリニティ』感想


これ以上ない完璧な終わりの物語は。

今更な『化物語』のコミカライズが売れまくっている大暮氏だが、積み本となっていて久しかった本作をやはり今更ながら読んでみた。
面白い。

正直、それまでの氏の作品は全て知っているが、それとは違う小説的なというか文系な内容で、驚いた。
勿論それは原作の舞城氏の力がはんぱなくデカい。しかしじゃあ大暮節は鳴りを潜めているのかと言えば、そうではない。

それも1巻の時点で、おおよそ大暮作品を知っている読者ならば「これぞ」と手を叩くシークエンスがある。
彼の上げて落としこちらがすげぇ落ちたなと思った所でさらに落とす展開は、私がファンだから機能する部分も大きいのだろうが、流石である。

一方、過去作でほぼ必ずと言っていいほど揶揄される「大風呂敷」の広げ方は、これまでとは全く違う。
今回の話も別段大暮氏がプロット出来なかった筈もないが、恐らくそうした場合、この展開にはなるまい。舞城氏の原作という下敷きがあるからこそ、このようなベクトルになる。

と言っても、あくまで個人的にだが、大暮氏過去作の風呂敷やシナリオは全く問題では無い。
あれだけ広げ、そして長く続いた代表作である2つのストーリーは、きっちりと締められ完結へと導かれている。
特にネットで叩かれた箇所は、ファンである私をして頷くしかない部分だが、果たしてそれをもって全てを否定出来る物ではない。あくまでマイナスポイントに過ぎない。
その1つが100点を0点にするのならば、それはただの好みであって評価ではない。

閑話休題。

今回はセカイ系である。
やや無理のある設定に違いないが、セカイ系自体が無理を承知で無視するタイプのカテゴリなので、様式美的なルールと捉えるしかない。
問題があるとすれば、セカイ系はそのジャンルそのものがシナリオの根幹としてゴリゴリに出張ってくる仕組みである。
本作も例に漏れず、そのセカイの設定を巡るストーリーで、作品全てをもって説明にかかるのだが、その内容は非常に込み入っている。

一言でいうと、難しい。

何故難しく感じるか、それは、このマンガがミステリではないからだ。

ミステリとは、すべてではないが、答えへと導かせる問いの部分が本体である。
その為、問題編で緻密に散逸構築されたピースが、回答編によって組み上がり見事なカタルシスを読者に与える。
それは基本的に、決して後出しジャンケンであってはならない。※例外もある。

例えば、上述した大暮氏の特徴として「上げて落とす」がある。
それは確かに後出しジャンケンとも言えるが、しかしてインパクトでありシナリオでは無い。緩急である。ジェットコースターである。

今作のストーリーの展開として、特にセカイの謎が、非常に厄介で、分裂しかつ入れ替わりかつ表裏性を持ち、時間軸まで関わってくる。
間違いなくやり過ぎである。
過去作の話の広げ方は、大きいながらもシンプルで、ほぼ一本道なため全体像が把握し易い。内容の是非は問われても、難解さを問われる事は無かった。と記憶している。

ところが本作品は、それなりの伏線はあるものの、殆どが後出しジャンケンで構成されている。入り組んだ重要な部分で特にそれが顕著である。
終わってしまえば、整理も可能だが、読書中はピースが足りていない。
熱心な読者はあらゆる角度を突き止めて答えを予想したかも知れないが、これはミステリでは無い。
つまり極端な話、この物語は解り易くなくてはならないのである。

それが巧く出来ていたか否か。私の評価は後者である。

瞬間的などんでん返しは、アクションが効いていて面白い。それはいい。
しかしストーリーの初めから終わりまで続く、竜骨の部分が、後出しに告ぐ後出しでは、果たして謎を解く側の、読者の納得を勝ち得ているかは疑わしい。

仮にこれが短編や中編であったなら、まだ許容出来る可能性は高く、構成自体もバランスも変わっていただろうし、そこは人気連載のアンビバレンツな苦悩が制作側にはあっただろう。
そこは推して測る寛容も大事かも知れないが、とは言え、全14巻を評価すると、こうなる。

ただ、面白かったのは間違いなく、また、最終巻をほぼ丸々全部使ってのエピローグは、ありえないほど完璧な終わり方だと言える。
ともすれば蛇足にしかなりえないこの14巻目を、正確には半分だが、余韻を残す締め方で幕を下ろすその手腕は見事と賛辞したい。


・ウルトラジャンプ 作家一覧 原作:舞城王太郎 漫画:大暮維人
http://ultra.shueisha.co.jp/artist/10/

・バイオーグ・トリニティ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

映画『母さんがどんなに僕を嫌いでも』感想 おい森崎ウィンおい!

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かなり面白かった。

森崎ウィンのキャラが、ドラマ的に浮いてて良かった。
アレのお陰でかなり陰鬱な部分が緩和されてる。まあそも虐待の部分はめちゃくそ緩めに描かれてるからそこまでエグくもないが。

いち映画としての評価は解らんけども、4回くらい泣いた。

一番良かったのは、主人公が自分の中に母と同じ成分を見つけた話。
敬愛するばあちゃんから後押しを受け、直後に営業成績トップに上り詰めるくだりが、あまりにも出来過ぎていて「よくある盛りクソやんけ」とこちらに思わせ一度欺く、叙述的シークエンス。
素晴らしい。

ただセリフがすげぇ盛り盛りに多い。クセぇのも盛り盛りに多い。
あと、急に歌うのもエグい。なにあれ。えへへじゃねぇよ。あ、オッサンのやつです。

あとこれも、まあ許容範囲な展開なんだろうけども、大将さあ。ちょっと強引過ぎるっつーかお前何様なんだよっていうw
そりゃ主人公に取っちゃそれ言われても大丈夫な間柄ってことだろうけど、こっちは若干置いてけ堀だわ。森崎ウィンはもう最初からキャラ立ってるから違和感無い。

肝心のラストは、これも良い。
徹底的に息子を必要としない母に、それでも愛そうとする息子。この依存に属するだろう主人公の気持ちやこだわりは、結局こっちには解らない。
何故あんな母親に固執するのか、許そうと愛そうと尽くすのか。劇中ではこの母親の良い部分、言わば許される部分は決定的に描かれない。
強いて言えば普遍的な生みの母としての側面、そして人間的な根源の部分や、あるいは劇中のセリフにもある「女の幸せ」という縛りは描かれるものの、それらはすべて虐待への免罪符には足りえないし、また主人公の依存の理由としても同義。

しかし、主人公が母への拘りを対決へシフトする動き、この愛憎が、ある種のこの母親への緩しを内包しているように感じられた。ここすげぇ好き。
この部分でようやく、少なくとも私は、主人公が母に尽くすことを理解出来た。

つーか「自己破産しよ」は、わろてまうて。

注:他感想への愚痴(クリック開閉)






・映画「母さんがどんなに僕を嫌いでも」公式サイト 4/10 デジタル配信・4/24 DVD発売、レンタル開始
http://hahaboku-movie.jp/
・母さんがどんなに僕を嫌いでも - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%8D%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%AA%E3%81%AB%E5%83%95%E3%82%92%E5%AB%8C%E3%81%84%E3%81%A7%E3%82%82

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『トウキョウ・リビング・デッド・アイドル』感想 意外な掘り出し物だった。

トウキョウ・リビング・デッド・アイドル
個人的にアクションだけで満足。

アクションで居合いって中々無い気がする。いやあるけど。
『るろうに剣心』は完全にチャンバラやから、刀で人を斬るってのはちょっと違うアクションだったと思う。主人公居合いの達人だけど。
※あくまで殺陣として違うアプローチだったって話です。

ぶっちゃけ完全におっぱい目当てで見たけど、星守紗凪に意識持ってかれたわー。かっけーことかっけーこと。

この手のB級アクションでしかもゾンビ映画だと、このレベルのアクションは先ず見れないっつーか、いやいい女優さん起用してんなマジ。
勿論居合い術なんてまるで知らんし、これがどこまでリアルな作法なのかも解らんけど、既存の映画アクションと全く違うのは見て解る。

見栄的な構えとかCGのエフェクトとか、それらに負けずそれらが無駄になってない動きって、やっぱ本当に腕があるとしか思えない。

ぐぐってもwikiは今んとこ無い。ネットだと結構知ってる人多いみたい。
なんか居合いするトヨタレンタカーのCM動画が話題になってたらしい。




ご本人の公式サイトにも居合いの動画がある。
星守 紗凪 HP
https://www.hoshimori.com/

特技に居合と殺陣が書かれてる。やっぱ経験者なんだねー。連続でスパスパ斬ってんの凄くね?
つーか声優もやってんだ。

兎に角、アクションシーンだけ切り取ったらトータルで割りと普通なんだけど、経験者だからか見せ方が巧いのか(これは演出とかカメラの力もあるけど)、滅茶苦茶バランスが良いんよ。純粋にかっけー。

褒め過ぎだとは思うけど、日本のゾンビ映画にこんなアクション期待してなかったから、面食らいました。

ストーリーなどについてはどうでもいい感じと言うか、マンガです。


あ、後、これもごく個人的な好みなんだけど、あのセクシーなゾンビ姉ちゃん。
もっと巨乳が良かった。まあでも動ける人で巨乳ってのは中々いないんだろーけどねー。
あの姉ちゃんでも充分かっけーんすけどね。




・浅川梨奈主演・映画《TOKYO LIVING DEAD IDOL:トウキョウ・リビング・デッド・アイドル》6月9日(土)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー!
http://movie-tldi.com/
・トウキョウ・リビング・デッド・アイドル - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%AD%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB

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