映画『王様ゲーム』 感想

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学芸会待ったなし。

=以下、若干のネタバレを含みます。=

若者に人気な携帯小説の映画化。
ラノベよりも更に文学としてお粗末な携帯小説が原作なだけに、稚拙な妄想ラクガキのお手本作品。

現在どうであるかは解らないが、こういったものを書けば売れるという見本でもある。
ラノベと同じくして、厨二全開の妄想と商業主義がタッグを組んだ、恐るべきマーケットである。

本作品は、サスペンスミステリ調の内容だが、あってないような脚本が魅力。
突っ込み出せばキリが無い内容で、若い俳優陣の演技もさることながら、果たして原作ファンもどう思うのかこちらが不安になるほど映画としてはキツイ。

そして中盤で明るみに出る作品としてのタブーも圧巻。
ラスボスである「王様」の秘密が推理されるのだが。
どこかで似たような設定でデジャヴに迷い込む、よくよく考えなくとも綾辻行人氏の「アナザー」丸出しである。

内容自体がパクリとまではいかないが、設定の骨子がこうまで似てると色々揶揄されてそうだが、パクリ扱いするのも逆にアナザーに失礼か。

言わずもがな本家アナザーの方が比べるべくも無く質が高いので、こちらを先に見てしまった方は、そちらでお口直しとして頂きたい。
ちなみに勿論原作の方を、である。(もしくはアニメか漫画。)
間違っても実写映画の方を見てしまわないように。ワサビ寿司を食べた後に辛子水を飲む芸人のようなハメになる。




・映画「王様ゲーム」
http://www.bs-tbs.co.jp/ousamagame/
・王様ゲーム (小説) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E6%A7%98%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
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クロユリ団地 感想

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安全運転。

妙なテイストを加えず、無駄な媚も一切無い安定のホラー。
流石は中田監督。良い仕事していらっしゃる。

主人公二宮明日香の背景とミノル君との絡め方、笹原忍の立ち位置、そして霊媒師。
ストーリーの流れが正しく、無駄に観客を悩ます説明不足な謎も無く、スムーズに理解出来る様配置されたシナリオに演出。
流石は中田監督。良い仕事していらっしゃる。

主役が元アイドルの前田敦子氏ということで、演技に不安を覚えたが、蓋を開ければ違和感などもなく、タレントのプロとして充分に仕事をしている。

ラストのシーンも、ジャパニーズホラーな安定感。
全体的に際立った派手さは無いが、これぞ中田ホラーと言える作品。




・映画『クロユリ団地』公式サイト
http://kuroyuri-danchi.jp/
・クロユリ団地 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%A6%E3%83%AA%E5%9B%A3%E5%9C%B0

ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE 感想

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意外にもルパン三世。

前作も良かったのだが、今回も良かった。
ファンサービスが裏切らなさ過ぎて常にニヤニヤ出来る、両作品への愛が詰まったクロスオーバーとして申し分無い映画。

内容は前作よりややハードボイルドで、大人向きの展開だが、お色気方面は流石にコナン一派の制限が入る。しかし全く悪くない。むしろ逆に安心する。

特に、冒頭でキッドをチラつかせ、まさかアイツが出しゃばるのかと観客に思わせておいてなブラフ。
私はこの部分でもう安心を確信した。ああ、この映画は大丈夫だと。

変な話コナン組の悪い点(好きな人は好きな様式美だが)は、全くと言っていいほど出て来ない。
蘭無双をチラつかせるも不発、爆弾をチラつかせるも不発、コナン無双もチラすらなく不発。

上記したハードボイルドな雰囲気がファンタジックな要素を抑えているので、もっとアダルトでも良かった気がするが、コラボはコラボ。これでいいのだ。

マンネリ化しつつあるコナン映画の現状で良い追い風にもなっている、どちらの意味でも成功した映画と言える。




・映画『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』
http://www.lupicona-movie.com/index.html
・ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%B3%E4%B8%89%E4%B8%96VS%E5%90%8D%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3_THE_MOVIE

映画『人狼ゲーム』VS『リアル人狼ゲーム』 感想

人妻でFカップの友人Yに「人狼おもろいよ借りなよバカヤロー」と乳首の浮いた薄着で言われ、何がバカヤローなのか解らないまま蔦谷に行った私。

と、そこで手が止まる。

『人狼ゲーム』『リアル人狼ゲーム』

どっちだ・・・?
奴の言っていた人狼はどっちだよ。

まあ、新しい方だろうとパッケ裏を確認。
どっちも2013年である。バカな。潰しあってどーすんだ。余程気になる人じゃない限りどっちかしか見ないぞ。
結局どっちも借りたけど。


■人狼ゲーム
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原作小説かなぁ。
人狼ゲーム (竹書房文庫)
でした。

ヒロインとかの言い回しが何か作為的。「序盤戦」とか「リスクを犯すとは思えない」とか。
文章だったら違和感ないのかもだけど、映像で見るとリアル離れして感じる(いや離れていいんだが)あえての演出だとは思うけど。

でも、バトロワやソウの二番煎じ的な低予算映画なんだけど、意外に全然良かった。
上記したセリフはあれだけど、特に演技がいい。若いのに頑張ってる。
人狼は誰か、なミステリ要素もまあまあなので、割と満足する映画。

ただ肝心の、というか根っこの謎(真犯人、目的・動機など)が1ミリも解明されないので、もやもやする。

原作は最近続編が出ているので、ちょい気になる。


・12.25(Fri)DVD発売 桜庭ななみ主演 映画「人狼ゲーム」公式サイト
http://jinro-game.net/


■リアル人狼ゲーム
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原作の無い方。
さらに低予算っぽい。っつーかB級に拍車が掛かってる。
タイトルに「リアル」がついているだけに、こっちは更に「リアル鬼ごっこ」にも乗っかっている節操の無さ。
単純に差別化したかっただけかも知れないけど。

先に演技の光る人狼を見ているだけに余計にそう感じるのかも知れないが、演技酷い。マジ酷い。
大根は置いといても、舞台でもないのに大振り過ぎて異常に安っぽく感じる。
もうね、最初の犠牲者の時点で、ノリがB級過ぎてめんどくさいし。何故死んだのか。事故なのか殺人なのかも解らないまんまだし。

1回目の投票の時に、各自言われるままにきちんと鎖を巻いて施錠までする所を見て「ああ、これは私向きの映画じゃない」と確信。だめだイライラする。
無印の方は、それぞれに殺しあう自然的な(恨み等の)理由も無く、無差別に選別され殺されない為に殺すしかなく、しかも自分達の手で殺なくてはならない制約があったけども。
こっちは、そんな説明別に無い(後から「自分達で殺してください」追加)
ぶっちゃけ犯人に従う理由あんまない。脱出手段とか抗う方法模索する感じがいまいちなく、ゲームに従順。何で?
自分が人狼認定されるリスクを犯してまで犯人探しする必要ある?

”そうしなければならない”って絶対的な理由が希薄。
※従わなかった場合のペナルティ追加。あと出しジャンケンずるい。

どうせクソなら何か一個だけでも秀でた所あればなぁ。
グロもないわエロもないわ。

これ続編映画あるんだwww
地雷って解ってて踏むってことは結構リターンあるんかの。

映画『真夏の方程式』 感想

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金返せとまでは言わないがTVスペシャルな出来。

いきなり本題だが、人気ガリレオのしかも第2弾映画でこれである。
決め台詞やポーズ・アクションも無く、ガリレオである必要性すら危うい気がする内容のミステリ。
その部分はまあ、面白くは無くはないのだが、別段ガリレオに求める類のものではなく、強いて挙げれば泣き所の”秘密”が唯一のガリレオっぽさ。

兎に角キャラクターの動きが滅法少なく、脚本的な派手さも無いのでメリハリに乏しく、少なくとも盛り上がる映画ではない。
ガリレオの映画は第1弾もそうだったのだが、人間の抱える日常的な情の極みをテーマとして表現している所がある。
そこがドラマとは違う部分であり、際立って目立つ”目立たなさ”でもある。
第1弾「容疑者Xの献身」はかなり好きな部類の映画だが、この第2弾はどちらかと言うと凡作以下に見える。
あえてなのだろうが、徹底して”ドラマ版を排除した”作りになっている為、最終回の盛り上がりからの上を行く展開を期待するファンにとって、肩透かしの内容なのではと思えてしまう。

私は、昨日偶然蔦谷で見かけたからこそ、この映画を思い出し借りたのだが、果たして映画館料金でこれを鑑賞して、良かったなどと感想するかは解らない。
いや多分「レンタルで充分だったなこれ」と思ったに違いない。

何故なら、DVDをレンタルし鑑賞後に友人に感想を漏らした際「この前TVでやってたじゃん」と言われショックを受けたからである。

ぶっちゃけレンタルどころかTV放送で充分だと思うからである。




・映画「真夏の方程式」12月25日DVD&Blu-ray発売
http://www.galileo-movie.jp/index.html
・真夏の方程式 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E6%96%B9%E7%A8%8B%E5%BC%8F

讐 〜ADA〜 感想

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実写版デストロ246。


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工藤D塾講師ww
白石監督目当てで借りた者には良い掴みw

・一部
中々際どい勉強法で能力を上げつつ、オリジナル高額教材を生徒に斡旋させる塾がPRCMを撮影中、謎の顔バレ女子に襲撃されるお話。
・二部
なんでそーなったのかのお話。

タイトルで損してる様な気がしないでもないが、白石監督作品は結構そんなの多いのでファンとしては麻痺してしまいそうな部分ではある。

そして、これまた監督作品にはよくあるのだが、本作もアイドルがわんさか頑張る映画。
なので、サブタイトルに「戦慄」「絶望」とか付くものの、感覚的にはまあライトでオブラートな内容に収まってはいる。
特にグロもエロもそんなでもなく、ドラマもまあまあ雑である。
その辺は予告動画で予習して、お金を出すべきかどうか決めよう。

それと、一番上にデストロと書いたが、それは勿論煽りでしかなく、何もかものレベルが破格に違う事を注意されたし。
ただこの映画は、JKが殺し屋をやる映画である(厳密には大分違う)。
あくまで妄想に過ぎないが、これを発展させれば中々素敵な実写デストロが撮れそうな期待が持てないだろうか。

ハリウッドじゃ絶対駄目なのは明白だと思う。最悪主演は日本人キャストでなければ何の意味も無い。
エログロの汚れを引き受けられない方の日本のアイドル無勢では、荷が勝ちすぎるきらいはある上、アクションとエロを請け負う勇敢な女傑が、それもJK役をかませる若い世代で出ない事にはやはり意味は無いが。




・映画「讐~ADA~」公式サイト
http://www.ada-movie.net/
・讐 ?ADA? - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AE%90_%E3%80%9CADA%E3%80%9C

ブレア・ウィッチ・プロジェクト 感想

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え?!……これだけ?

近代モキュメンタリーの先駆的作品。
そういった意味では超が付くほど良質のフェイクドキュメンタリーであり、かつ大成功を収めた低予算映画界のスーパースターでもある。

公開当時、私は特に天邪鬼な性格をしており(現在もそうだが)皆が皆して「面白い」だの「超最高です」だの言うほどそれらを敬遠していたのだが。
本作もまたそうである。

今では反省している。

ストーリーを始めとした内容だが、正直、意味が解らなかった。というのが本音。
うん、ちゃんと全部見たよ?

ネットなどの前情報を仕入れておいて当たり前の、そこを大前提としてこの映画が作られているのなら、そりゃ解らなくて当然ではあるのだが。
 ※私は情報なしで鑑賞。フェイクというのは既知。
それにしても、置き去り感は尋常でない。

「この映画だけでは、全貌は掴めない」なら納得はいく。
しかし「この映画だけでは、楽しめない」のなら、少しばかり映画作品としての狭量を感じてしまうのはケチだろうか。

例えば、ここによれば
『映画として上映されたところは 「第4章」 のところだけで、あとはすべて
 ”映画の外” で公開されているということです。』

とある。

メディアミックスや、この手の商法を取る作品は、多い。
他作品で内容を共有するクロスオーバーなどもそうだが、好きな作品の繋がりや広がりは、ファンにとってもうそれだけで嬉しいものではある。
しかしそれにより、内容自体の情報が散漫し、それぞれで補わなければそれぞれ1つ1つが完成品として成り立たないのであれば、顧客の1人としては不満を訴えたいと思わざるを得ない。

少なくともこの「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、ネットをぐぐれば謎であった部分を補完できる類の作りであり、またそれらを著しく規制してあるものでもない。
だからこそ、異例のヒットを記録したのであるし、また公開前後の盛り上がりもそれを象徴し証明した現象でもある。

ただ、あえて、いや強いて言えば、この映画自体は単体として鑑賞しても、全く怖くも面白くも無い、そう感じる前に唖然としてしまう映画に過ぎない。




・The Blair Witch Project
http://www.blairwitch.com/
・ブレア・ウィッチ・プロジェクト - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88


追記:
これ公開時に、前情報なしで見に行った人、本当に怖いとか面白いとか感じたのだろうか。
手ブレは酷いし、何より物語が遅々として進まない上に、うるさいだけのラスト。
私なら気分が悪くなっていたと思う。



参考:
・THE BLAIR WITCH PROJECT
http://www003.upp.so-net.ne.jp/rickscafe/blair.html
・ブログ見ても怖がらないでね(笑)【ブレア・ウィッチ・プロジェクト】|Edamameの39シネマズ
http://ameblo.jp/shuntarou05/entry-11303030960.html
・【ネタバレ】 『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』 ダニエル・マイリックほか 監督 - 靴ひも
http://bouncelife.blog119.fc2.com/blog-entry-708.html
・楽しいだけじゃ楽しくない : 映画178『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』 ネタバレ
http://blog.livedoor.jp/yo_hey_13/archives/51681364.html
・※ネタバレあり 今更なんですが、ブレアウィッチプロジェクトってどこらへんが怖... - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1271092837
・いまさら「ブレアウィッチ」・・・ - 洋画 - 教えて!goo
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/192004.html
・映画「ブレアウィッチ・プロジェクト」の結末について。 - Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1237936852

映画『行方不明』(2012) 感想

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女優「高田里穂」イメージDVD特典映像。

出演陣:高田里穂 木ノ本嶺浩 津田寛治 佐藤良洋 川畑和雄 喜多陽子 宮沢なお 佐伯大地 神崎詩織 なだぎ武。

フェイクドキュメンタリーでこのメンツ。
私は「なだぎ武」しか知らないが、見覚えのある顔もちらほら。
特に主演の高田里穂は結構なメジャー度らしく、本作で本人役として主演しているのだからお察しである。

内容はホラーっぽい作り。
映画サークルのキャッキャウフフたちが、撮影に訪れた無人島の掟をホイホイ破り、タイトルになる。

私は「無人島」というキーワードのみに惹かれ鑑賞したのだが、正直期待通りの出来ではある。
お粗末な鮫島事件にすらならないそのストーリー展開や、何の特殊効果も恐怖を盛り上げる演出も無く、ぐだぐだでゆるゆる、大した説明も無いまま衝撃のラスト。

メイキングを見ると、監督をべた褒めする俳優さんがいたりするのだが、ぐぐってみてもそんな、まあ普通の監督っぽい。どっちかというと脚本家の方が有名?
しかも監督が助監督の頃から熱望していた初出演が、この有り様である(本人もネタにしていたが)

謎の複数カメラや、最後のシーンでのカメラワーク、といった小物な謎を残してエンドロールするので、私は、てっきりロール後に「ハイ、カットぉ」とか劇中劇を仄めかすシーンがあったり、真相が語られるのかと思ったが、何も無し。

高田里穂を始めとした出演陣に興味が無ければ、スルーで問題無い。
時間とお金の無駄である。



口裂け女2 感想

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和ホラーの傑作。良作。

評判良いので視聴。
高評価もなるほどと頷ける内容、少なくとも前作(物語としての繋がりは無い)よりは遥かに高密度で安定している映画。

多少無茶な箇所はあるものの(自分の代わりに犠牲になった妹を急にあっさり見捨てる姉など)、ありえなくはないとも思えるし、かつそこが目立つほどに他が上手く纏まっている。
1つ1つを丁寧にドラマ仕立てているので、勢いだけのホラーとは一線を画す、意外な脚本力、良作。

得体の知れない怖さ『化け物』が、実は身近に溢れる人間味の傾きから生じているというストーリーは、実直なホラーと言うよりはどちらかというとサスペンスに近い。
なので、従来のホラーやスプラッタ、モンスターパニックを期待すべき作品ではない所もまた本作のサプライズな魅力である。

特に口裂け女誕生のラストシーンは、好きなものは最後に食べる派の人間にとって、よだれの止まらないカットである。



と思ったら、予告編に入ってた。。。いやそこは本編にとっておくべきでしょ。

・口裂け女2 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%A3%82%E3%81%91%E5%A5%B32

映画『口裂け女』(2007)  感想

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まあまあの白石色w

白石監督初期の作品と言えど、かの『ノロイ』後の映画である。

作風が”どちら”なのか気になるところだが、冒頭の地震で復活する口裂け女登場の瞬間、それは決定する。
それでも配役に水野美紀を起用したり加藤晴彦やキューティーハニー(映画)主演の辺り、ゴリゴリの商業的匂いを感じ、後作品の『テケテケ』みたくライトなホラー仕上がる部分は止むを得ないのであろう。

ともあれ、子供を虐待し殺害するシーンや、倒れている晴彦に蹴りを入れる口裂け女を盛り込む所に、白石節を見て取れる。
特に子供の惨殺なシーンは映画でも異例とも言える珍しい描写で、生首もさることながら、子供と一緒に見れる映画であるのかは審議といったところ。

かといって大人の映画と言えるかどうかも難しく、題材が題材なだけに一応子供向けではあるものの、残酷シーンにR12指定くらいの内容。
それでもすこぶるスプラッタな訳ではなく、まして直接的な描写を避けた演出なので、推奨くらいが丁度良いか。

どちらにしろ、公開当時ならともかく、現在のホラー映画としては脚本含めチープな箇所だけが目立つ、「白石監督作品網羅」などの特殊な目的を持たない限り、特に鑑賞を推薦する出来の映画ではない。




・口裂け女 (映画) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A3%E8%A3%82%E3%81%91%E5%A5%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)
プロフィール

Author:ねーやん
さーせん。

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