『台風のノルダ』感想

台風のノルダ

なんじゃこりゃあ。

無茶苦茶じゃねぇか。
なんだろう・・・この映画で何が言いたいのかさっぱり解らない。

BLを大事にしなさいってこと?

文化祭準備のワクワク感に、台風直撃のドキドキ感が加わって、そこに更に謎の少女が炸裂する、卑怯な程の舞台設定。

それを全部台無しにしちゃうww
材料だけ見れば物凄く美味い料理作れそうなのに、いや半分出来てたのに、上からマヨネーズどっぷり。

青臭い友情ごっこは全然いいとして、少女の意味は何?何なのだ一体。マジで。
何しに来たん?

なんか騙された感じで無理矢理、生贄的なアレされそうで抗ってる?苦しそうだし。
⇒自分の船で地球に穴開けました。

要するに、地球を再生させる為に自分を犠牲にするっぽいヤツですね?
そんで途中でやっぱ嫌になったので、逆らってビリビリ苦しんだと。なるほどアホか。

で、何で地球再生?
再生したらどうなんの?
何でお前はそれに参加したの?んで何で途中で止めようとしたの?

謎だらけ。

そんな大事な使命?なのに少女一人。途中で裏切るガバガバなメンタル。
知り合ったばっかの男子に目的をベラベラ話し、メカも隠さない。記憶も消さない。
少女を支配してる首輪も人力で壊せる脆さ。
地球再生もちゃんと止まって元通り。ヤフー!!

エンドクレジットのあと、失敗した任務を引き継いだ姉提督(爆乳ゴリラ)が大船団を率いて地球にやって来るBパートがあれば俺得だったのになぁ。

絵はね、良いです。

あと全部駄目。何がどうとかそういうレベルじゃない。
つか声優使えや。気持ち悪い。




・「台風のノルダ」公式サイト
http://typhoon-noruda.com/
・台風のノルダ - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%80

・ユーザーレビュー - 台風のノルダ - 作品 - Yahoo!映画
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E5%8F%B0%E9%A2%A8%E3%81%AE%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%80/352705/review/


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TVアニメ『オシリスの天秤』感想

オシリスの天秤

卑怯で最低なクソオナニー。

と強く感じたのは第3話「依頼の理由」。
2話目でもかなり強烈な嫌悪感があったのだが、3話目はヤバイ。
今日日ようつべなどに上がる自主制作アニメでもまだまともな作品が在る。プロが何をやっているのだろうか。

私は例えばリドルストーリーは大好物である。
極端な話、解答編の無いミステリなのだが、読者の想像力が爆発する余韻は通常の謎解きでは味わえない甘美なものである。

ただそれは、そこに焦点を絞った話や中心ではないからこそミステリとして正しく機能し威力を発揮する。
犯人が誰か解らないのではなく、散りばめられた謎で劇中明らかにされないものがあったり、決着後に浮かび上がる新たな謎など。表現としては多岐に亘る。

この「依頼の理由」では、最初から最後まで一貫して”ターゲットがどうするのか”を問うており、引っ張るだけ引っ張った挙句ただ答えをカットする。といったやり方である。

学生でも自主的にボツるレベルの、どうしようもない最悪のクソである。
視聴者に答えを考えさせる脚本に見せかけただけの、中身の全く無いオナニーに過ぎない。
自身の答えを用意出来ないのなら、訴えるべきではない。このやり方は卑怯で私は大嫌いだ。

答えをあえて描かなかったのだとしても、元々アクション要素の無い作品なだけに、こういったテーマならば寧ろ交錯したストーリーを詰め込み、コントラストに見せるべきである。
正直、メタファーとしてもニートに対しての自殺推薦にしか見えなかった。


このアニメを総じれば、背景こそあるものの、死を商売にする殺し屋が、今から殺害する標的に説教をかますだけのとんでもない作品である。
しかして駄作では無い。

人を殺して生活する、そこには独自の哲学と正義があり、間違ってはいない。ただ誰にも理解されないだけである。
このアニメはそれを表現していると思えなくも無い。


・オシリスの天秤 - フジテレビの人気番組を動画配信!|フジテレビオンデマンド(FOD)
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/anime/ser5263
・オシリスの天秤 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%A7%A4


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実写映画『暗殺教室』感想

映画 暗殺教室

意外や意外。

=以下、ネタバレです。=

前情報一切無し(原作は少し知ってます)で見たせいか、驚くほど普通に面白かった。

冒頭付近の、舞台説明的なモノローグ辺りに少し不安を感じた程度で、後はまあ、それほど酷くない。
勿論突っ込み所はあるにしても、思ったよりは遥かに観客満足度の高さを納得出来る出来具合の作品である。

主人公を演じた山田涼介君を初めとする役者たちの演技も、ほどよく抑え目で、よくある大げさなだけのクソ下手とは違う、悪くない完成度。

CGやVFXも実写との違和感を極力削減したもので、一昔前とは違う、今はもう普通にこのレベルは日本でもこなせるんだと少し感慨深くなった。

脚本も悪くない。
設定こそぶっ飛んでおり、かつ無茶なものだが、並べ方が巧く映画用にコンパクトにまとめられてまた解り易い。
キャラクターも無駄がなく、ストーリー展開もテンポが良い。

回収されきっていない謎や伏線はあるが、この映画自体を台無しにするものではないし、続編で語られるものなのだろう。

確かに、突っ込み所としての点は見る人により許容出来ない部分ではあるだろうが、日本映画(それも漫画の実写化)に関してはもう少し寛大で良いと思う。
先ずファンの期待に応えるべきというのは全く持って正論で、そういった原作へのリスペクトが表れなくては駄作以下である。
しかし、”それだけ”では駄目なのは言わずもがなであるのは周知の事実。
実写化と言うだけで、原作ファン以外もターゲットに視野された展開なのだから、色んなしがらみとのすり合わせた内容になる事は必然である訳だ。

その上で、きちんと映画・原作関連作品として観賞し平等に評価しなくてはならない。

極端な話、いち映画として優れた作品では決して無い。
しかしこの暗殺教室はまだ丁寧に作られた方だと、現状の認識を改めて頂きたい。頑張ってる方です。

最後に、それでも気になった点を少し列挙。

・アクションがぬるい。
設定上は中学生なのであんなもんかも知れないが。運動神経が良いとかいう評価の生徒も意味が無いのは残念。清史郎君は仕方無い。
・ビッチ先生のキャスティング。
知英氏が悪いとは言わないが、英語圏女優(もっと言うなら英語と日本語堪能なロシア人女優ハーフ可)を用意出来ないのなら、設定変えても良かったんじゃね?コスプレ感があまりにも酷い。
あと、おっぱい。もうちっと盛れし。
・マッハ20。
あれだけ動いても周囲に影響が無い。衝撃波の相殺を説明して欲しかった。
・暗殺の定義。
これは原作から疑問ではあった部分だが、単純にこの物語に登場する「暗殺」は本来の意味とは全く異なる。
確かに殺せんせーを殺害する項目の中に暗殺も含まれるのだろうが、この物語で登場する「暗殺」と言ったキーワードシーンは全て真正面からの真っ向勝負であり、少しも”暗殺行為”を含んではいない。
ただこれは原作連載の時点で散々議論されてきた事だろうし、この程度許容出来ないバカは、よもや大人にはいまい。




・映画『暗殺教室』公式サイト
http://www.ansatsu-movie.com/index.html
・暗殺教室 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E6%AE%BA%E6%95%99%E5%AE%A4


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『名探偵コナン 業火の向日葵』感想 流石に20年以上続く作品へ敬意は払いたい。

名探偵コナン 業火の向日葵

何これクッッソつまんねぇ。

=以下、少しネタバレです。=

アートミステリーなんだとさ。
美術作品をテーマにしたものなら最近では『万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−』があるが、あちらの方が余程アートを重んじたアートミステリーに相応しい作品だった。
コナンが前提としての少年漫画なのは解るんだが、付け焼刃な知識は置いといても、もう少しリスペクトしてもいんじゃね。あんな扱いじゃひまわりボロボロだろしww
いやそう言った所もコナンの魅力なんだとは思うけども。

基本的には小学生低学年を騙くらかす内容に終始するのは仕方無いとして、それでも小学生たちは疑問を感じないのだろうか。

何故蘭ねーちゃんは長い事会わずにフラフラしている彼氏をあれほど健気に待ち続けるのか。他に男を作らないのか。
彼氏新一から与えられる飴は、ほぼ偶発的にしか来ない電話だけである。死ぬほどたまに会えたりもするが大抵は偽者である。
同じ一年?を何度もループしている為どんなに会えなくても期間は最長で一年だが、劇中での彼らは一年以上の時間の流れを確実に感じ取っている為、あくまで感覚的にはだが二十年ほどまともに会えていない訳だ。
どんなに濃密な恋心であっても、それほど待ち続けられるのは無限の若さが秘訣だとしても異常である。
もしかしたら私が知らんだけで、ばんばんデートしまくってる二人なのかもだが。

それはどうでもいいとして、特に本作での映画としての魅力の低さは、敵役である。
なにあれ。すげーどうでもいい。

これは脚本も拙い。割と最初からコナンにしてはあからさまに怪しい奴がそのまま犯人である。動機なぞ正に芸術的でさえある。
キッドに関してはミスリードにすら為らんヘタレでしかなく、毎回毎回味方するだけの都合の良いビッチに過ぎない点は頂けない。
敵ながらどうしても共闘せざるを得ない展開が欲しいのだが、どうしてもコナンとらぶちゅっちゅしたいだけのかまってちゃんにしか見えない。

コナンには強力無比な敵(ライバルではない)が欲しいのだ。
黒の組織?何もして来ねぇじゃねぇかあの無能集団。
要するにコナンがチート過ぎるのである。頭脳はまあまあ使っている、それは良い。しかし真に犯人を追い詰めているのは強運とひみつ道具である。
助太刀してくれ(利用でき)る仲間も財力も盛り沢山。無敵じゃないか。身体がハンデ?いやいやむしろ逆でしょ。

コナンに敵対する相手は、この難攻不落傍若無人の化け物を倒さなくてはならないのである。無理ゲーだ。
もうそろそろアガサのじじぃは本気を出してもいいと思う。

次のコナンは、秘密裏に2部作にして、前編では完膚なきまでにフルボッコにされたコナンがガクリとうな垂れる所で「続く」とかを所望。
コナンのバーローっぷりを期待し劇場インした小学生たちが号泣しながら退館するくらいの、それくらいのを。




・映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』
http://www.conan-movie.jp/index.html
・名探偵コナン 業火の向日葵 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3_%E6%A5%AD%E7%81%AB%E3%81%AE%E5%90%91%E6%97%A5%E8%91%B5


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映画『7500』感想

7500.jpg

面白かったのか自信が持てない。。。

清水崇閣下の作品と言う事で、観賞。

ん?

と言う感想。
これ絶対向こうで売れねぇだろ。向こうの映画なのに…。

=以下、少しネタバレです。=

怖いか怖くないかで言えば、1ミリも怖くない。
この映画を見て怖いと思う人は、単純な怖がりさんか飛行機嫌いさんのどちらかじゃないだろうか。

少なくともホラー好き、ましてや清水監督に期待する人間たちが観賞後に「いやぁ最高に怖かった!3回はちびったね!」とほくほくで感想を語り合う場面を想像出来ない。

そもこの映画は、2012年頃に公開を予定していたが紆余曲折を経て2年後に公開という変な映画である。日本公開に至ってはその更に1年後と言うもうこの。
折角撮影したしとりま公開しようぜ勿体無いやん的スタンスなので、感想に窮するとしても当然ではある訳だ。

そしてその経緯がそのまま当てはまる内容。
一貫して地味な展開と演出で、ストーリーの謎に期待するしかなくなるのだが、肝心のそのストーリーがアレなので、肩透かしな感覚を食らう。
オカルトに見せかけたミステリとかなら、かなり後味が良くなったんじゃないかと思えるだけに、勿体無い映画である。

特に日本での清水監督の名は、オカルト方面で期待値が高過ぎる。
もしかすると元々日本公開は視野に無かった作品なのかも知れない。




・映画「7500」公式サイト
http://7500-movie.com/
・7500 (film) - Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/7500_(film)


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『喰女 -クイメ-』感想

喰女 クイメ

劇中劇が美麗。

冒頭、いい感じのタイミングで『誰にもあげない』とタイトルっぽい文字が出る。なんなのこれ。
思わず「あれ?もしか他の映画と間違った?」と思ったのは私だけでは無い筈。

=以下、ネタバレです。=

虚構と現実が交錯する三池監督らしい異色作ではあるものの、割とストレートに四谷怪談なので普通に和製ホラーを楽しめる。
特にヤンデレ特有のえぐい気持ち悪さが炸裂するシーンでは、出来る事なら叫び倒してストレスを発散したくなる。女と胎児と血と手術。もう病めて。
好きな人はとことん好きな映画だろう。

そして四谷怪談と言えばエロシーン。
この映画でもエロシーンは割と豊富で、出てくる女優さんは片山瞳以外全員、海老さんに食われた気がする。(マイコはキスのみだったかも。)
むしろ個人的には片山瞳を食って欲しかったが。
本作のエロは全体的に暗がりが多いのだが、視覚に頼れない分聴覚が敏感になっているのか、やたらキスの音が気になった。
これは邦画特有な気がするが、何であんなやたらペチャペチャしてるのだろうか。正直好きな音ではない。ホラーだから更に余計に音響が前に出るんかな。

他に脚本でも気になる点がある。
よく解らない柴咲コウのスーパーパワー(超回復)はいいとして、海老さんへの制裁、酷くない?w
柴咲コウも、何であんなにヤンの部分が膨れ上がったのか解らない。確かに海老さん浮気症なのだが、半分は完全にコウ自身のせいである。
境遇のリンクとお岩さんの呪いのダブルパンチでああなったと、ざっくり考えて良いのだろうか。

ところで、本作品の魅力は他にもある。と言うかそっちが本命と言っても過言ではない。

劇中劇として映画内で舞台(本番ではなく稽古)が展開されるのだが、これがまた見事。
映画用のフィルムで撮影されているからか、兎に角、絵が美麗極まりない。
ぶっちゃけ現実と交互にシーンが切り替わるのが勿体無いほどであり、一旦この舞台を全部通しで見せてくんねぇかなと思うほどでさえある。

マジで、このキャストで舞台やればいいのに。




・映画『喰女 -クイメ-』公式サイト
http://www.kuime.jp/
・喰女-クイメ- - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%96%B0%E5%A5%B3-%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%A1-


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『ナイトクローラー』感想

ナイトクローラー

顔芸ホラー。

地味そうなので後に回しておいたこの映画。

クソ面白い。

=以下、ネタバレです。=

こう言ったストーリーで見せるジャンルの映画は、序盤は静かに徐々にギアを上げて行き本質を掴ませる展開が多い。
だが、本作は割と最初から”怖さ”を前面に押し出していて、主役のルー(ジェイク・ジレンホール)がこれでもかと解りやすく異常者を画で見せる。
MT車を停止状態からいきなり4速でスタートするようなものだ、走る訳が無い。しかしこの車は走り出すのである。

報道を自己欲に利用する話は、2003年の映画『ニュースの天才』にもあったが、ナイトクローラーはまだそこまで切羽詰った状況には達していない。
ルーは極めて病的であるものの、一応矜持を持った報道姿勢を貫いてはいる。
モラルをすっ飛ばした犯罪スレスレ、いやギリで犯罪ではあるが、自分で事件を起こして独占取材するまでの壊れ方はし

あれ?そういや、やってたな。。。
同業のバンに仕掛けてたな。事故らせてたな。やってたねw

アカン奴でした。
すっかり忘れてた。

兎に角ジェイク演じるルーの勢いがたまらない。
頭が良いのか悪いのか解らず(IQは高いだろうけど)、あれほどの行動力と勉強意欲を持つ彼が、何故コソ泥だったのかも解らない。
ローカルとは言えマスコミのプロであるディレクターを黙らせ煙に巻く知識を、よりにもよってネットで仕入れ理論武装し、強引ではあるものの交渉力と度胸のレベルも高い。
彼の過去がいまいち描かれないのも魅力である。

そしてディレクターであるレネ・ルッソ演じるニナ。
超好み。
それをルーは口説くのである。
キャリアの彼女は出会って間もない名無しの新人に「動画売ってやるからヤらせろ」と言われ、唖然とし苦笑いしあしらおうとするも、決断を迫るルーに屈するのである。
その後も事あるごとに脅され、済し崩しに負け続けるニナ女史。

個人的にドS心を揺さぶられムラムラがとんでもない事になったシチュエーションだが。

何故エロが無い。
この映画の中で、そこだけが唯一不満である。




・映画『ナイトクローラー』公式サイト|大ヒット公開中!
http://nightcrawler.gaga.ne.jp/
・ナイトクローラー (映画) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC_(%E6%98%A0%E7%94%BB)


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『キリング・カリキュラム 人狼処刑ゲーム序章』感想

キリング・カリキュラム 人狼処刑ゲーム 序章

cocoのレビュアー満足度100%に大草原。

=以下、ネタバ…まあどうでもいいか。=

”ゲーム参加者たちの葛藤や愛憎を描いた「人狼処刑ゲーム」のシリーズ第2弾。-映画comより-”

序章なので初弾だと言う思い込みは、観賞後のポスター探しによって粉々に粉砕された。ショックのデカさに頭痛が痛い。

この作品で第2弾なのである。
だとしたら第1弾はどれほど酷いのだろうか。
そう言ったMな欲求が少しだけ沸いてくるほど、この映画は酷い有様であった。

要するにBLが描きたかったのだろうと思う。
しかしそれは既に第1弾でやっている為、本作でそれを売るにしてもテーマとして薄い。知らなかった小生などは吹き出してしまったが。(とんでもないサプライズであった。)

しかもその自己犠牲も辞さない愛の動機が、恐ろしい。
ストーカーして愛を育み殺人実験にまでのこのこ来るのだから、腐の方好みのキティGUYは人間部分が死ぬほどペラいのに貪欲さは底無しである。

人狼ゲーム、ひいてはデス・ゲームとしての要点の方も、また酷い。
人狼ゲームに最重要である推理部分は、本当に整合性の取れた内容であったかどうかは解らないが、最後に眼鏡君が答え合わせをするので、もうそれでいい感じだ。どうでもいい。
わざわざ確認するほど熱中出来るストーリーでは無いし、演出も演技も酷いからだ。間違いなく数合わせの素人が何人か混じっている。
Amazonレビューを見る限り、演技は第1弾よりは良くなっているらしいので、前作はきっと素人を使ったドキュメンタリーか何かなのだろう。

デスの部分に関しては、何がしたいのかよく解らない。
基本的に運営サイドが全部殺してくれる自動なシステムなので、見ている側としては全く張り合いが無く、面白くも何とも無い。なんなのマジで。

あと太鼓。

最後になるが、ツイッターの感想などをまとめたcocoというサイトのレビューを見ると大草原が広がる事請け合いである。
なるほど、この映画は彼女達だけの為に撮影されたものなのだとよく解る。
極端な話、それ以外の価値は無いのだ。作る側も見る側もそれ以外を全く求めていない。

美少年同士のキスシーンが見られるだけで良いのである。
おっさんがこれを見る方が間違っているのである。




・キリング・カリキュラム 人狼処刑ゲーム序章 公式WEB
http://www.magicaltv.net/_webpage/killicurri/

=参考=
・キリング・カリキュラム 人狼処刑ゲーム 序章 : 作品情報 - 映画.com
http://eiga.com/movie/82390/
・「キリング・カリキュラム 人狼処刑ゲーム 序章」に関する感想・評価 / coco 映画レビュー
http://coco.to/movie/39532
・Amazon.co.jp | キリング・カリキュラム ~人狼処刑ゲーム 序章~ [DVD] DVD・ブルーレイ - 米原幸佑, 石川恋, 宮﨑秋人, 根岸拓哉, 崎本大海, 武田一馬, 本宮泰風, 古厩智之
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BD%A5%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%83%A0-%EF%BD%9E%E4%BA%BA%E7%8B%BC%E5%87%A6%E5%88%91%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0-%E5%BA%8F%E7%AB%A0%EF%BD%9E-DVD-%E7%B1%B3%E5%8E%9F%E5%B9%B8%E4%BD%91/dp/B00ZBFXRKY

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映画『D坂の殺人事件(2015)』感想

D坂の殺人事件

ただのSMポルノ。

江戸川乱歩最大のヒットキャラである明智小五郎の初出演作『D坂の殺人事件』の映画化作品。
ファンは勿論、明智すら知らない方にも、おすすめできる映画だといいが……。

映画が始まって10分程で『屋根裏の散歩者』も兼用している物語だと解る。
どちらも明智が出ており、かつ短編であるからミックスし易いのだとは思うが、残念ながら推理モノとして深みが出ている訳ではないから、単純に2時間を持たせる為なのだろう。

正直、エロとして特化されただけの映像作品である。
祥子という謎の女優見たさに観賞すればそれで良い。それ以外の、特にミステリとしての価値は殆ど無い。

ただ、D坂を原作とした映画は1998年にもあるが、ミステリ部分でもエロ部分でも、この2015年版は98年版に勝らない。
ミステリ部分はまだ良いとしても、18禁版を別にリリースするほどの2015年版がエロの面で劣るのはどうなのか。

主演女優が悪いとは言わないが、98年版の主役である真田広之の色気は、おぞましさと見惚れの狭間を捉えた妖艶の域である。
SMとは言え直接的な演出ではその時点で勝ち目は無かったか。

ちなみに小生、18禁版は未視聴。




・映画『D坂の殺人事件』公式サイト
http://d-saka.com/
・D坂の殺人事件 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/D%E5%9D%82%E3%81%AE%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


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映画『メイズ・ランナー』感想

メイズ・ランナー

これ系で最高峰だと思う。

=以下、ネタバレです。=

突然よく解らん場所で目覚め、なんかデス・ゲームに強制参加させられる主人公。
他参加者やライバルとのケンカ確執、徐々に明らかになっていく謎、突発的なイベント、ヒロインとのらぶちゅっちゅ。そして続編へ…。

設定とキャラを適当にシャッフルし使いまわされるこれ系は、ラノベと同じく飽和で食傷、「またかよもういいよ」からの出発点である。
最早デス・ゲームと言うベースの部分に期待する人間は、恐らく地球上にはもう存在しないと思われる。

このメイズ・ランナーと言う作品は、そのマイナス部分をよく解った上での映画的用途を満たしており、流石は55カ国でNo.1ヒットを謳うだけはあって実に面白く仕上がっている。

大抵、この手のB級感漂うストーリーの物は、前半ダラダラと会話劇な与太話を見せられたり、襲い来る敵の正体を引っ張るだけ引っ張る愚鈍な焦らしなどのせこい脚本が定番である。
しかしビッグバジェットとなるとB級とは違い広範囲のヒットを企画されており、細やかな仕掛けやメタファーなどが豊富である。
この映画もまたそうであるかは解らないが、色々と他の同ジャンルとの差別化が所々で用意されており、「どうせこうなるんだろ」と言った観客の先読みは意外な形で裏切られるサプライズがある。(私だけかも知れないが。)

一番意外で面白かったのは、迷宮に挑む選ばれたランナーの一人ミンホが最後まで生き残る事である。しかも準主役級の活躍までする。
この手のアジア人枠は、大抵かませ役で死に様バリエーションの生贄が多い。
それだけではなくこのミンホに至っては、バディのランナーを見捨てて逃げる(かなり切羽詰った状況だが)、かなり決定的な死亡フラグまで見せる。しかし死なない。(怪しい役柄ではあるが。)

迷宮に潜み少年達を襲うグリーバーと呼ばれるビックリドッキリメカが、堂々と姿を現すのも良い。

初めて迷宮周辺に来た、何も知らない主人公トーマスがあらゆる手段を講じて脱出を試みようと模索する前に「お前が考えるパターンは全て試して駄目だったよ3年組舐めんな新入り」と一言でバッサリな所も良かった。
流石はビッグバジェット。無駄な時間は挟まず物語を序盤から進行させる試み。

メイズ・ランナーと言うタイトルの割には迷宮でランするシーンは比較的少なく、また実は既に攻略済みでしたと言う話なので、みんなで冒険しながら徐々に人数を削られていくパティーンを期待するのは禁物だが仕方無い。
謎な部分のいくつかは次回以降に持ち越しであり、ラスト部分は既存の同ジャンルをデジャブさせるやや食傷気味な展開だが、それらを余裕で黙らせるほど映画として総合点は高い。

凶悪なグリーバーにほっそい木の槍で立ち向かい、お得意のVFXで攻撃を避けまくる少年達と、しかしバッタバッタとやられまくる少年達の対比も良い。誰が死ぬか解らないアンバランス感。
変形する迷宮や閉まる扉をギリギリで回避し走るシーンも見所の一つ。超定番の解り易さだがこれが無くては始まらない。

何より、(何故か)男ばかりの集落へ送り込まれる一人のヒロインが出しゃばらない所も良い。これは特筆すべき点である。
大抵の場合、意味も無くモテまくり男どもの対立を生んだり、鍛え上げた男子が苦戦する敵をどういう訳か軽くいなしたり、専門的な知識をひけらかしドヤ顔でピンチを切り抜けたりするが、この映画ではそれが全く無い。
一応、物語の中枢に切り込む重要な役柄ではあるものの、必要以上に前に出ようとはしない。トーマスとの恋愛系すら見当たらない。
逆にあの猿たちの中で何故モテないのか不思議で仕方無いが、薬や何かで性欲を制御されてるのか、もしくは女を凌駕する解消手段が確立されているのか、はたまたそれどころでは無いのか。

兎に角、走るヒロインのおっぱいが揺れている横で、小デブちゃんのおっぱいも揺れてんのは笑った。




・映画『メイズ・ランナー』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント
http://www.foxmovies-jp.com/mazerunner/part1/
・メイズ・ランナー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC


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