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TVアニメ『昭和元禄落語心中』感想 セックスを逃げない硬派なナンパ

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クソ面白い。信じられない。

歴史に名を残すとまでは言わないが、確実に名作や傑作としてアーカイブされる作品。
この素晴らしさ、面白さは、落語に全く興味ない人こそ、より如実に感じるだろうから、アニメの質として本物だと確信出来る。

これはアニメでないと出せないものだ。
実写ドラマや映画では多分、絶対出ない。制約多過ぎて。

だが逆に惜しまれるは”アニメ作品”である事。
これは長年のジレンマでもあるが、出来得る限り広く知って欲しいと思うレベルの高い作品も、それがアニメと言うだけで一線を引くクソ一般層には伝わり辛い事実。
残念ながら差別跋扈するクソパンピーに認知されなければ、所謂オタク・マニアの世界で評価されるだけのいつものアニメでしかないが、その審査員達には見向きも吟味もされることすらない。
勿論その前に、クソテンプレの蔓延るラノベアニメ業界や脳味噌の無いクソ豚どもに一石投じる価値は大変に大きいが。

製作サイドの並々ならぬ情熱と真剣が、声優オーディションの部分からも伺える。完成度に至っては言うまでも無い。

恐らく落語好きからは、これを本物と比較し駄目だと言う者も出てくるだろう。噺家として落語としてのみの批判である。
原作の漫画とは違い、アニメは実際に演じる訳だから単純な比較は容易である。そして実際、このアニメの噺自体はそこまで高価なクオリティでは無いだろう。これは素人には解らない領域だが。

しかし、そうではない。その評価は果たして正しくない。
これは正確には落語ではなく、アニメである。アニメで落語を表現しているのではなく、それを含めた周辺を物語っているに過ぎない。ドラマなのである。
いくら落語に詳しいスタッフが結集し、噺家に監修を任せても、ある程度は近付くだろうが、本物に敵う筈も無い。演出を捏ね回しても同じ事である。

それでもだからこそ本物に近づけようとする奮闘は評価すべきなのだ。
極端な話、落語の部分は誤魔化しても良いのである。
例えば、実写映画『BECK』では天才的声質を持つ主人公の歌を”流さない”演出で話題になったが、あれをやり過ぎだとしても決して逃げでは無い。

もっと言えば落語をやる必要すら無い。
この『昭和元禄落語心中』の本質は主人公周りのドラマであって、落語そのものではないのだから。
濡れ場に突入した途端にセックスを丸々カットする作品が多くあるように、朝チュンしてしまっても全く構わない”本筋とはぶれない”作品なのである。
無論本当に落語をバッサリいったのなら、このアニメが傑作扱いされる事は絶対に無かったと断言出来るが。
しかしてこのアニメはそのセックスを真っ向から描き、下手したらモザイク無しの生本番をかます恐るべき根性の塊であった。
これを、この男気硬派を評価せずして一体何を評価するのだろうか。

では内容は、肝心の部分はどうか。これも良い。
落語を知る声優やそれを補う演出の落語感が下敷きにある為、落語家・噺家のドラマとして本物だと信じられるのである。この辺は良い意味で背筋が凍る思いがした。

原作者の雲田はるこ氏はBL畑出身で、しかもこの原作自体がどちらかと言うと女子向けBK寄りであり、作風にそれがよく出ている。
正直個人的にゴキブリの多発する腐周りは相性が良くなく、また超巨大なヘイトを抱えている。
このアニメに至っても女子向けと聞いていただけに、しかも落語である、期待値は皆無。そのギャップも心憎い。
「火の無い所に煙を立たす」と言われるBLなんぞはパンツラノベよりも遥かに低俗で陳腐下劣極まりない世界ではあるが、確かに耽美として破格に良質だと言える作品もまたあるのだろうと、このアニメを通して錯覚する次第である。
原作者は、よくよく勉強したのだと思う。アニメだけではここまで仕上がらない。
よくできた原作と、よく出来たアニメスタッフが合致し、それでここまで出来る。このアンサンブルが素晴らしい。

以上はOADから6話までの感想である。
ここからが本番と言っていい。このまま”面白い”アニメであって欲しい。

TVでの第1話は掴みとしてはかなり良かった。
ダイジェスト感のあるカットは確かにあったものの、1時間とは言えここまでキャラクターの性質と世界観や物語の方向性をのべつまくなしにそれでいてしっかりと視聴者に覚えさせる構成は中々出来るものではない筈だ。
ただカットされた部分は、非常に重要な部分でもある。
6話まで視聴した方でまだOADを見てないのであれば是非ともご覧あれ。
1話の特性として2~6話の話を噛んでいるからこそ味の解る部分が出てくる。そしてTV版ではカットされたシーンでより深みが増す事請け合いである。




・アニメ「昭和元禄落語心中」
http://rakugo-shinju-anime.jp/
・昭和元禄落語心中 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%85%83%E7%A6%84%E8%90%BD%E8%AA%9E%E5%BF%83%E4%B8%AD

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テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

TVアニメ『おしえて!ギャル子ちゃん』5話 感想

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うんこ記号が目立つなぁ。。。

コメが来てたからって訳じゃないけど気になったのでレスを兼ねて感想をば。
最終回まで溜めて見る予定だったけど諸事情で。
以後、ギャル子について感想は書きません。

前回も書いたんだけど、面白いので最後まで見るつもりです。原作は未定。

心理テストもねーちゃんも普通に楽しめました。

で、どうしても気になった点が。
「おっぱいの大きさと頭の良さは反比例するのか」って件なんですが。
統計的にどうなのかはさておき、劇中では、それを提唱する委員長に対し、やんわり疑問を投げかける内容でした。
それは別段いいんですが、そのやりかたと言うか、角度と言うか、伝えるニュアンスが気に食わないと言うか。

「どうしたら世界から戦争を無くせるか」

なにこれ。

確かに青少年論文大会系でありそうなテーマではあるんだけど、それ自体は別にいいです。
ただ、その大会にギャル子が人知れず参加し、それを委員長が偶然目撃し「考えてみた事も無かった」とつぶやく対比シーンがあり、その後ギャル子の「委員長の論文は深いこと書いてそう」というセリフに「あなたの方が多分深い」と返す委員長があって。

これは第1話でもあった比較ネタで、ギャル子に対する一般的な(どちらかと言うと悪い方の)イメージを、そのギャップで覆す話なのですが。
多分本来こういったギャップネタは、あるある系か、コメディな笑えるシーンとして価値があるものだと思うんです。

しかしギャル子の場合そのどちらも無い。
「底辺だと思われている人間だが実は凄い」は、あるあるではないし、コメディとして笑えるセンスでもない。
ただギャル子の選ばれた人間としての生まれつきの特権と、委員長の歪んだ人間性がヒールリリースとして場当たり的に消費されるだけの、ごくごくどうでもいいシーンになっています。マジで要らん。

勿論、ギャル子がいかに「”実は”良い子凄い子可愛い子」であるかを物語るだけの作品ではありますが、その主人公補正の効きまくった設定を垣間見る瞬間は、最近の流行を差し引いても、作者のクソみてーなゆるさがどうしても気持ち悪く感じます。

しかもそれをあたかもさり気無く描いているかのように描写しやがるから、また始末が悪く余計にハイライト酷く映る訳です。演出が下手くそ過ぎ。
もっともっともっとギャグっぽく、振り切って描いてくれりゃあ丁度いいのに。何でこうこーゆー”なろう系”とか”ラノベ系”とかってのは天然を気取りやがるのか甚だ疑問です。気色悪い。

兎に角、この辺のギャル子上げがテンポ悪過ぎて、質の悪い俺TSEEEに見えちゃうのは残念。
これは最後まで続くと思う。

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

劇場版アニメ『クミとチューリップ(アニメミライ2015)』感想

クミとチューリップ

若手の育…成……何だって?

解ってはいる。
解ってはいるのだが、如何せん手塚プロが参加するような企画なのか?と目を疑うと言うか、そんな感じ。

内容もとてもじゃないが若い感性とは思えない。
と言うよりは手塚らしさを全面に出した、言わば古めかしい作品。

単純にサイレントなアニメが、逆に新しく思えるのは良いポイントだと思えるが、それもまた温故知新なのであって、決して新しい発想や発見、もしくは息吹では無い。
若手のアニメーターそのものは制作に参加しているのだろうけれど、たった4つの作品枠しかない企画で古参の代名詞が登場するのは見る側としては感想に悩ましい。

手塚因子の継承は態々アニメミライでなくとも充分に見定められる。

映像作品としては直球で直線的、確かに面白い試みだが、この企画には合わない。
そう思えてしまう内容なのが残念ではある。


・アニメミライ[ animemirai ]
http://animemirai.jp/kumi.html

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

劇場版アニメ『音楽少女(アニメミライ2015)』感想

音楽少女

絵は良い。

=以下、ネタバレです。=

先ず、ノリが完全に『中恋』で、うすら寒い。
あれはあれで非常に見る人を選ぶが、少なくとも私は嫌いじゃなかった。だがこの映画はアウトレベル

自分達だけは楽しいバカ大学の宴会芸を見せられてる気分になり、このテンションは”それでも付いて行ける人のみ”の領域である。
シリーズものならばまだ段階を経て飲み込む事も可能だが、単発の短編でしかも劇場版である。
上述した『中恋』を楽しめた私ですらギリでムカつくレベルであり、一般の人などは消し炭も残らず一瞬で爆散蒸発する事だろう。

一応このアニメミライ枠は、若手のアニメーターを育成する名目の結構大事なプロジェクトである。
予算内で好きに遊んでいいよ!と言うものでは決して無い。

これがアニメーター見本市ならば、まだ実験的な作品として歓迎されたかも知れない。私ならバカだなぁと苦笑で済ませる。

しかしこれは曲がりなりにも映画(としての作品)である。
このような一見さんお断りな内容では、とてもじゃないが映画として評価するには値しないと強く思う。正直特典OVAとしか思えない。

確かにそもそもこのアニメの企画の根っこは、単純に映画とは別の所から発生している。
それらを全て踏まえた側の方ならば、このアニメはむしろ純粋に楽しめるものだろう。
※私は残念ながら元の方を全く知らないので、一般的な感想に著しく傾いています。

だがそれでも手放しで褒められる点が、絵くらいしか無いのは痛い。
作画や動画のレベルはずば抜けて高いと言えるが、それだけなのである。

もしかしたら内容など必要ないのかも知れない。
求められていないのかも知れない。
若手が担当したアニメーションがきっちりと動いている事を確かめられるだけでいいのかも知れない。

本当に、それでいいのだろうか。

作品としての完成度や面白さは、他の作品に任せて、このアニメだけ端休めでいいのだろうか。
内輪だけが満足するもので良かったのだろうか。


■評価
作画 A+
動画 AA
脚本 未評価(未提出の為)

総合 未評価


・アニメミライ[ animemirai ]
http://animemirai.jp/ongakushoujo.html
・StarChild:音楽少女
http://www.starchild.co.jp/ongaku-syoujo/
・Cosmic record
http://cosmic.surpara.com/music_girls.html

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

劇場版アニメ『ハッピーカムカム(アニメミライ2015)』感想

ハッピーカムカム

ある意味、最強。

ネットですら好感に定評のあるカーチャンだけに、このアニメは卑怯と言えなくも無い。
というかポスター詐欺過ぎませんか?

=以下、ネタバレです。=


確かに萌え萌えきゅんなメイドロボの方が、男にとって福利厚生はカーチャンと比較し豊富だと言える。
しかし人は基本、若くして死ねる訳では無い。
仮にメンタル若輩のまま外面のみ老化し死すとしても、長年連れ添ったパートナーに対して初期装備の「臨場感」をクリアに保ったまま逝ける人はそうそういまい。

つまりどんなにラブラブな夫婦でも、あっさり倦怠期や浮気・不倫もしくは離婚を経験したりするのであり、いくらメイドロボが不滅でも片割れの人間は無残に綻ぶのである。
本来大事な存在である筈の掛け替えの無いパートナーに対し辛辣に残酷に悪質に、扱いは雑になるのである。

そう言う意味では、元々がカーチャンであればそんな心配は皆無だ。
最初から雑なのだから。
初めから罵り合い、いがみ合い、殴り合う、そんな関係なのである。安心感や安定感はメイドの比ではない。
これ以上雑になる事はないのだから、関係性は良くなるだけだ。勿論、良好値が上がったとしても直ぐに下がる。それがオカンだからだ。
そしてそれはさしたるマイナス要素ではなく、むしろオカンの持つ固有の代え難いプライオリティと言える。

ぶっちゃけ男にとってメイドなんぞセックスの相手としてでしか価値は無いのだから、その成分を微塵にも関連させない存在は、生涯扶養される側としては願ったり叶ったりですらある。

そしてこれは女にとっても、いやむしろ女にとってこそ更に光り輝く部分でもある。
ぶっちゃけ女にとってパパなんぞセックスとATMでしかないのだから、それらを排除したオカンは紛う事無き完璧な存在であると断言出来る。

終身までこの命を預ける。男女両方にとってオカンは最強の




つい取り乱してしまったが、ドラえもんのようなワールドのアニメと思えば、内容の不可解さは許容して頂けるだろう。


・アニメミライ[ animemirai ]
http://animemirai.jp/happy.html

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

劇場版アニメ『アキの奏で(アニメミライ2015)』感想

アキの奏で

あれ?ポスター……どゆこと?


まあ確かに解決してない問題が内容的にはあるにはあるんだが、その陰を全面に押し出したポスターのイメージには首を傾げる。
断言していい、この暗い表情は絶対に必要ない。

キービジュアルの一つとして暗示するのは問題無いと思うが、メインのメイン足るポスターにこれでは、客足を遠のかせる要因にしか成り得ない。

=以下、ネタバレです。=


事実この映画の内容は、不安を抱えつつも夢を捨てずに頑張る主人公の物語であり、エンディングも普通に前進して終わりである。
しかも暗黒面部分は例え放って置いても時間が勝手に解決する類だったりもするし、そんなに大した問題でもなく、よくよくよくある親子関係物である。
少なくとも態々アピールするスケールでは無いし、何故これを起用したのか担当に話を伺いたいレベルだ。

個人的な話になるが、私は姪っ子甥っ子が小さい身体で精一杯和太鼓を披露する姿を幾度も見てきているので、この作品に対する単純な親近感は他の客よりあるだろう。
それを差し引いても、主人公オンリーにオミットされた視点でよく纏まっており、動画部分も丁寧な作りで、極めて完成度の高い短編アニメと評価出来る。

それだけに、かなり大事な部分でかなりのロスを招いているのが、素人目にも非常に気になり、また確実に回避出来たミスだとも思えるだけに、何とも複雑な心境・感想である。
いや、実に勿体無い。


・アニメミライ[ animemirai ]
http://animemirai.jp/akino.html
・アキの奏で - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%81%AE%E5%A5%8F%E3%81%A7

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

TVアニメ『おしえて!ギャル子ちゃん』感想

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かなりのうんこ。だけど・・・。

ニコ動実況の感想書いてくれって言われたんだけど。
おっさんそんなのやってないから。つかどんな感想ブログだよそれ。

このギャル子ちゃんもそうなんだけど、キャラに興味無かったら見ないからね。誰も。
ギャル子って作品だったって最近知ったんですよ。てっきり渋発信のキャラだと思ってたよ。

お前日常系好きだろってこれ紹介されたんだけど、日常系って一言で言ってもこれとかどっちかっつーと非日常系だからね。
いや日常系は日常系だけど、ジャンル的に掘り尽くされてるから、芸人みてーにキャラ推しでアピんねーと見向きもされねー訳よ。
このギャル子なんざもうそれ系のゴリゴリで、ガチガチにあざといキャラ設定されてるから、最早日常系じゃねーんだわ。日常系だけど。

勿論見たよ。1話。
で、なに1話。いきなりうんことケツ毛の話て。女?これ描いてるの女?
いや作者の性別はどーでもいーんだが、内容舐め過ぎだろし。
何で女って、とりあえずうんこと生理ネタ入れとけばおkみたいな感じなの?チンパンかよ。いや女か知んねーけどよ。
もういいよ。そーゆーの。うんざりだ。あるある的ネタなつもりでやってんのかなー。

いや、分かる。分かるよ?
曲りなりにもプロだし、もしかしたら避けては通れないネタなのかも知れない。
だけどこんなのが続くアニメなら、もう嫌だ。
その内、湯船から上がったらま○こからお湯が出てきたとか話に出てくるんじゃねーの。
 参考⇒公共風呂でのモラル意識、「男性」「女性」どっちが高い? | Pouch[ポーチ]
ある意味『変ゼミ』よりも変態度が高い。ゲス度かグロ度と言ってもいい。

まあキャラからネタ全開なんだけど、例えば「ぎゃる子が授業で教科書を感情たっぷりに読むので、委員長?が現国の面白さに気付く」とか、おっさんなんぞはサラッと流せないんよ。
もしかしたらこの視聴・読者層はクスリと笑うのかも知らんけど、自分はイラッとする。
この漫画的記号が、たんぱくなくせにクド過ぎて、特に映像作品としては非常に冗長に感じる訳。
要らんとは言わんけど、4コマレベルのネタなんだから、もっとコンパクトにスピーディに見せてくれりゃ、それなりの漫画読んでる感はテンポとして出せる筈だしな。
尺の問題なんだろうけど、一番大事な要素だと思う、この辺。勿論、至極個人的な許容範囲の問題ではあるけどね。










ただね。
安易なクソ女子ネタ男子下げネタは兎も角、4話まで視聴した結果、面白かったんですよ。
話の展開を見る限り、やっぱどっちかっつーと女子向けなんだろーけど、男子目線を切り捨ててないっつーか、意識してるっつーか。タイトルの質問にも込められてるけど、そこが好印象。
そんで1つ1つのネタを丁寧に味わうものではないので、何話かをいっぺんに、連続視聴する方がいいのかも知れない。

こまけぇこたぁいいんだよ!そんな精神を思い返させる一品。

つか、ギャル子が可愛くなかったら価値無しってのは、イカ娘に通ずる物があるな。




・TVアニメ『おしえて!ギャル子ちゃん』公式サイト
http://galko.jp/
・おしえて! ギャル子ちゃん - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%97%E3%81%88%E3%81%A6!_%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%AB%E5%AD%90%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

映画『王妃の館』感想

王妃の館

これほど感想に困る映画も珍しい。

個人的に書くほどもない感想は記事として書かくべきでは無いと思っている。
この映画のように死ぬほど解り易いものなら尚更である。
態々書かずとも、この映画がどんなものであるか、2~3行の端的羅列でつぶやけば済む話であるし、かつ皆そうしているからだ。
そしてそれだけでは物足りない有志たちが、頑張って論じるからだ。

内面的に同じ事を皆が書き、積み上げる。
そこまではそうするだけの理由がある。逆にそうしなければならないものでもある。
感想屋としての、テーゼみたいなものだ。

これが何であるのか評価する為に。
感想やレヴューは1件では全く足りない。誰かがやればいいというものではない。皆が数を揃えなくてはならない。
平均値が平均値足らしめる要素を重積しなくてはならない。

そういった意味で、この映画のレヴューは既に極めて完成されている。
完璧に整備された道路を工事する理由も意味も無い。

言いたい事は、他の感想かつぶやきに全て書かれてある。
これは私の感想だけでなく、全ての感想であり、少なくともこれから新たに書くものは、その悉くが拍手やイイネと同義である。

それほどこの映画は、観賞後に何も残さない。
盛大に10億円を溶かした物件としては、そこそこのインパクトだが、そこにしか話題を見出せない映画でもある。




・映画『王妃の館』公式サイト
http://www.ouhi-movie.jp/
・王妃の館 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%A6%83%E3%81%AE%E9%A4%A8

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

TVアニメ『旅街レイトショー』感想

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タイトル通りの大人アニメ。

第一夜の内容が、ややミステリな展開だっただけに、その後もそれを期待されるきらいがあった模様。
勝手な判断で勝手に落胆するいつものネット。

何でこの手のアニメでそんな鋭敏になる必要があるのか解らない。
ほんわかにかるーく見ればいいじゃないですかぁ。

総評としては主人公が全員女性なのは、かなりポイントが高い。
それでいて視点が女性なら恋愛を語りがちな所、テーマへとスマートに絞られた脚本が良い。

=以下、ネタバレです。=


■第一夜「レシピ」
reito (1)

これ主人公を人妻にすんのか小僧にすんのかで変わるね印象。
人妻の「同じステージに立とうとしない卑怯さ」ってセリフは、負けを惜しまない感じが凄く好き。


■第二夜「トランジスタ・スマートフォン」
reito (2)

ビターでリアル。
思春期の黒な歴史を後悔し、それを安易にシナリオで救済しないと言う救いが在り難い。


■第三夜「夏祭り」
reito (3)

最早、誘い受けに近い手法で、あざといと言えばそう。
しかしこれは見抜かれる事が前提な作品だと断定していい。
少なくとも視聴者が騙される事を見込んだシークエンスでは全く無い。


にも関わらず
”オチが読めるんじゃwwww
途中からオチが予測できて観てて恥ずかしかったわw”

 ・『旅街レイトショー』3話 切ない話だな | アニメニュース速報
 
とかね。
7分アニメに何を言っておるのかと。

割とダイレクトなこの作品で仮に予想する部分があるとしたら、もっと別の所だろう。

で、気になったのが以下の考察。
・【旅街レイトショー 3話】ゆかりが明るく笑う理由、風車を遺していった理由【感想・考察】: 会長のおすすめアニメレビュー

めっためたに解釈切り込んで原型が跡形も残らない記事に、狂気すら感じました。恐れ入りますな。
これ7分アニメですよ?マジすげぇ。。。

でもこんだけ解説してんのに、間違い書いてあるの。気になって。
最後の、”風車が左回りに回る”って書かれてあるんだけど、何度見直しても右回りなんだよね。

確かに2回目の、夜風で回るシーンは回り始めに左っぽく見えるんだけど、風車が止まる時完全に右回りなんだよなぁ。
あれが演出的に左回りなら、もっと解り易くしたと思うんだよね。


■第四夜「Clover」
reito (4)

このアニメが訴えるテーマが全て集約された話。
これを描く為に1~3夜が配置されたと考えれば卑怯な程の巧みである。

だってこれが第1話だったら、下手したら0話切りも余裕な訳だ。下衆い話。

ただ、1~3夜と違ってこの4夜は、安易とも取られかねない程、結構な救いがある。
いや他が全く無かった訳では無いのだが、比較してビターな要素が見受けられない。

勿論、定年退職まで仕事一筋で”先生”を貫いてきた幹の太い大人が完成されているのだから、そこに何かしらご褒美が待っていても不思議は無いし、むしろあげてくれ。
ある程度の万人が納得するハッピーエンドを激励と供に視聴者に贈る演出なのだから、ここがグレーゾーンだったら、もやもやしたに違いない。これでいいのである。




・旅街レイトショー
http://www.cwfilms.jp/tabimachi/
・旅街レイトショー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%85%E8%A1%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

『駆込み女と駆出し男』感想

駆込み女と駆出し男

こういう原作リスペクトな映画は愛おしい。

いや原作未読なんだけども。
ただここまで綺麗に練り上げて映画化されれば、原作と違ったとしても、これはこれでありと判断されるんじゃないかと。

私はこの映画を観賞し終え、原作を読んでみたいと思ったので、少なくともその部分で原作へのリスペクトに値する作品だと思う。

=以下、ほんのりネタバレです。=

大泉洋氏が主役と言う事で、内容に少なからず期待されるのがコメディ成分であると思う。
これは彼の役者人生の後々で面倒臭い基準になってくるのだろうが、今の所、さほど問題ではない。

そして故にその揺れ幅が脚本面に直結するのだが、本作品では、バランスが良いのかどうか解らない。
と言うか私個人の感覚では、コメディシーンがやたら単調で唐突に感じ、そして大げさに映って見えた。
シリアスな雰囲気の時は違和感は全くないのだが、何故だろう、大泉氏たちが饒舌過ぎるのか、笑う部分が極めて「笑ってどーぞ」なカットに見えて仕方無い。
押し付けがましいとまでは言わないが、「ここですよ」と笑いの感情を要求されているようで、いささか視聴に不具合を生じた次第である。

ただ、面白くなかった訳じゃなく、ちゃんとコメディであったのは間違いない。
年齢層幅広くクスクスと笑えるエッセンスではあった。

気になった点と言えば、それくらいだろうか。
強いて挙げれば、内山理名氏演じる女侍が思ったより死んでいたのと、最後の決着部分。
こんなにあっさり飛ばしていいのかとびっくりした。

戸田恵梨香氏や満島ひかり氏とほぼ横並びで準主役的な位置にいるっぽく思えただけに、いまいち腑に落ちないオチだと感じた。
希林さんが任せろと言ってたフラグで、これなんかあるなと思わせ、やっぱなんかあっただけに、結局普通かよと。しかも余韻なしかよと。
まあ、ほかの方々も結構あっさりした解決ではあったんだけどね。

キャスト陣の演技は、こう、なんか良かった。
個人的に気になってたのが満島ひかり氏と武田真治氏なんだけども、思ったより全然良かった。
特にひかり君は最初お歯黒メイクなんだけど、美人なんだよね。お歯黒ですよ?なのに美人。これすげぇ。
この手の女優さんは超貴重だと思う。お歯黒ですよ?
二人の真ちゃんも格好良かった。まあこれはシナリオだからご都合主義的なものでもあるんだけれど、江戸っぷりと言うか、男の意地みたいな。

他の演者もそれぞれ言いたい事あるけど、めんどいから書かねぇ。

やっぱ時代劇は求められるレベルが高いのか、質が高い印象を受ける。
この映画もまた、最近の時代劇映画では良質である。




・『駆込み女と駆出し男』Blu-ray&DVD 11月26日発売12月2日レンタル開始!
http://kakekomi-movie.jp/
・駆込み女と駆出し男 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%86%E8%BE%BC%E3%81%BF%E5%A5%B3%E3%81%A8%E9%A7%86%E5%87%BA%E3%81%97%E7%94%B7


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