怪談新耳袋 殴り込み!劇場版 <北海道編> 感想

怪談新耳袋 殴り込み!劇場版[北海道編]

とうとう、やっちゃいかん事をする。
命知らずとはよく聞くが、しかして彼らにその言葉が当て嵌まるのか、疑わしいw

=以下、ネタバレです。=

本作で、ギンティ小林と市川力夫、両氏がついにやっちゃう。
基本的にやっちゃいかん事をして霊を挑発し、その御姿を撮影しようというのがこの映画のコンセプトではある。

しかしどんな無謀な輩・団体・企画・命令でも、まあそれなりのブレーキは掛かるものと思う。
今回は彼らの悪ノリ延長上の独断という訳でなく、平山夢明氏の命令なのだが、あろう事か青木ヶ原樹海の樹木に打ち付けられた”藁人形”をむしり取るのである。
本シリーズでは中山市朗氏や木原浩勝氏も解説やアドバイスと提案で活躍するが、これ程の無茶振りは初めてではないだろうか。流石平山氏、紹介にキティGUYと書かれるだけはある。

丑の刻参り自体、方法が諸説ありまた本来のものとは変化している事から、厳しく型を要求される呪術ではなく、まだフランクでポップな方といえるのだが、それでもメジャー故に強力なツールとして禁忌的な扱いは健在と言える筈。
それをむしり取った挙句、”わらびん”として仲間に加え、あまつさえ霊を挑発する遊びの道具として利用するこの外道っぷり。
無事で済むとは思えない。

そして無事では済まなかったwww
そうでなくては殴り込みではない。

それでもあの程度で済んだのは、”穴二つ”と言う呪いの効果が既に相手と術者にシフトした後だったからなのか。定かではないが。

ところで東海道編でも記したが、やはり出現する怪奇現象は本作も弱い。どうしても弱い。
ただ、怖さを追求すると言うオカルトホラーの本質が、慣れてしまうことで徐々に薄れつつある、特にシリーズものによくあるこの流れを、鬼畜なアドバイザーやゲストを招く事で補完修正している本作を、結構評価したい。




・怪談新耳袋 怪奇 公式サイト
http://www.actcine.com/sinmimi/
・怪談新耳袋 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%80%AA%E8%AB%87%E6%96%B0%E8%80%B3%E8%A2%8B

=参考=
・藁人形 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%81%E4%BA%BA%E5%BD%A2
・丑の刻参り - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%91%E3%81%AE%E5%88%BB%E5%8F%82%E3%82%8A
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