映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』感想

奴隷区 僕と23人の奴隷

嫌なら見るな。しかし見なければ中身は解らない。

人気携帯小説原作のよくあるバトルもの。
本郷奏多主演と言う事で視聴。

こういった二番煎じ感満載のB級は、実写映画としてとても消化しやすいのだろうか。

昨今のTVアニメ等もそうなのだが、コピペ作品の起用が余りにも安易かつ安価過ぎてそれぞれが独立した面白さを秘めていたとしても、観客はそれに全く気付く事無く軽いムーブメントの消費物としてぞんざいに一ジャンルと認識するに留まるだけ。
余程食指に反応したコンテンツでも無い限り、流れ作業で量産される回転寿司よりも、もっと下劣なレベルで瞬間的に排他されるのが末路である。

この映画もまた、その域に存在する数ある作品の一つに過ぎず、”原作が人気”と言うフレーズも”たまたま””運良く”であり、そして今後も持続するエネルギーは少しも含んでいない。

無論この手のジャンル化された作品群なんぞに、主な消費者である中高生自体、その何年間かの中のアンニュイな空き時間と小遣いを提供しただけであり、つまり期待と言う熱量を保持し続けるだけの意味合いも無いのである。
商業ベースの創り手としては、まさに使い捨て勝手の良い奴隷のようなタイトルであり、その通り、内容もクオリティもまた、途中経過が何であれデウスエクスマキナがいつも通り幕を下ろすだけの仕組み。

内容など全く関係ない。
今売れ線のよく似た作品さえベースでありさえすれば、売り逃げで儲かるのである。

文学作品として良く練られた原作なら、ファンや関係者は憤慨ものだが、残念ながらそうでない作品こそが消費者に好まれる現実がある。

仮にこの映画を出来の良い素晴らしい作品だと思ったのなら、その人は以下の二種類のどちらかである。

1.他の素晴らしい作品を知らない人。

2.バカ。



ちな、当方原作未読なので、もしかしたら原作の方は良い感じかも知れない。



追記:内容についての感想。

ガラスシャワーや骨折りなどの描写はそれまでのクソ緩さを引き締めるエグさはあったと思う。
それでも狂気の部分で全く不足であり、折角突出出来るテーマを使っておいての勿体無さははんぱ無かった。
特に姉の敗北シーンは手緩いにもほどがある。




・映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』公式サイト
http://www.doreiku-movie.com/
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