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映画『ゴーン・ガール』感想

ゴーン・ガール

とんでもない幼稚なクソビッチのクソ映画。マジで死ねと。

=以下、ネタバレ?何それ?=




最高でした。
超面白かった。

2014年どんだけ豊作なんだよ。
もうこーゆーのクソほど好き。溜まらんマジ濡れる。パンツびっちょびちょですわ。

でね?何かこの映画の感想で多いらしいと聞いたんですが。

”女はスッキリする映画”だと。
男はモヤモヤな、ね。うん。




はぁ~?!

スッキリぃぃ?バカじゃねぇの?

オレ以外の女に問いたい。
この映画見て、オチまでちゃんと全部見て、堪能して、スッキリします?

男も女もそこそこ歳食ってりゃ解るあるあるネタふんだんに盛り込まれてて、うんうんですよ。そりゃ。あるある。

確かに、ボコスカにされるのは、所謂クソ野郎ではある。
それもよくあるステレオタイプと言っても良いレベルの、つまり女にとって、ひいては女社会にとっての男性像。典型的なクソ野郎像だ。

尋常で無い病的なまでに強かなエイミーが、夫含むバカを利用し”被害者として”ぶっ殺す。

私はピカレスクロマン大好物なので、この映画はそれにカテゴライズされたものだとばかり思ってて、面食らったわけです。

冗談では無い。
ただのクソアマじゃねぇか。この女。

男性有権が根強い社会があり、かつアメリカという特殊なクソ倫理観の中で、強い女性もしくは勝ち組(あくまでエイミーにとって)でいる為には、ああするしかなかった。
と、エイミーは思っている訳です。

で、やったことは理不尽な我侭。かつてない傍若無人。弱いものイジメ。差別迫害。逆レイプ。詐欺。殺人。
ここまで網羅されれば間違いなくピカレスクの大悪党なんだけれど、その実全く違う。全く漢では無い。惹かれない。

やたらと頭が切れて行動力もあるが、とんでもなく幼稚な、少なくとも大人の女では無い。

勿論、夫の、そして周りのバカたちがあまりにも”あるある”だから、要は私達の鏡であるが故に、彼女の特異性に気付きつつもスターとしてヒロイズムの位置につい置いちゃう。
DEATH NOTEのキラ理論みたいな。

でもこのゴーン・ガールは、そのキラがほぼ完全勝利する。このモヤモヤ感。
原作からそうなのか未読なので解らないが、この映画にあるエイミーの完璧に見えて実はかなり雑な犯罪行為が、それでいて巧く行く展開に、余計に歪な予定調和に思えてしまう所もミステリーとしてはマイナスである。
唯一あからさまに彼女の幼稚性、或いは感極まってのミスから生じたトラブルがあるが、それも決定的な部分は外的要因という、どうしてもエイミーを天才に見せたいのかと勘繰ってしまう脚本。

こまけぇこたぁいいんだよ!
突っ込んだら負け。

本作品は、それを言っちゃあお仕舞いの方である。
1カットに50テイクも掛ける監督なのだ何とか出来ない筈が無い。出来た筈である。
仮にもしかしたら演出かも知れないが、探したい人向けの遊びにしては一般に対して不親切ではないだろうか。

それでもこの映画が傑作である事は疑いようが無い。

男女で評価が別れる?バカか。
確かに、そういった構成の映画に違いない。
しかし”女はスッキリする”といった感想は、言いたく無いがミソジニーに相当すると言っても過言ではないだろう。

もう一度言うが、確かにそういった脚本・演出の映画である。あるあるてんこ盛りだ。解ってる。

しかしだからこそ、素直な忌むべき共感とは別の不協和音もまた、確実に感じた筈である。
男だから女だから、ではなく、人としてのクソ野郎感。ファッキンビッチ感。ホーリーシット感。

うっわぁ~なんだこのガイキチマジで死ねよ。と。

男女・人間の闇(といってもそんな隠れてない)を描いた作品だし、かつエイミーが女性だからこそ意味のある、そして渇のある映画である。

有能ゆえにてめぇの事しか考えないクソが、きっちり旦那のニックに惚れ直すのだから、やはり漢のピカレスクとは違う。
そしてだからといってそれが心変わりなのではなく、あくまで自分勝手な上から目線をベースにしてのものであり、かつ惚れ直したのも自分に都合の良い理想に則したからで、それは彼女にとって寧ろ当たり前に求める通常であって、しかも当然のようにそれら全ては自分の支配下で一生、共犯とは名ばかりの隷属を強られるものなのである。
更にはエイミーにとって、それらは呼吸のようにほぼ無意識で行われるという性悪の徹底ぶり。

ここまで女の薄汚いメンタルをハイクオリティに描写されておいて、感想が”スッキリ”とはどんな厚顔無恥だ貴様。
解るよ?解るけどだ!

クソ野郎とクソビッチにクソメディア、クソ民衆を掌で転がして完全勝利する天才ヒロイン。
普段出せずに溜め込んでるストレス・フラストレーションぶっ放してくれるこの人かっけー。かっけーよ?スッキリするよ?理想な女かも知れんよ?うん。

でもその先あるだろう。
どんだけストレス発散しようが、やったヤツ完全にクソだし、やったこと完全にクソだろうが。

何、クソずるい所で感想止めてんの。


つーか、まあ、感想なんざそんなもんだけど。




・映画『ゴーン・ガール』オフィシャルサイト
http://www.foxmovies-jp.com/gone-girl/
・ゴーン・ガール - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB
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