邦画『青鬼』 感想

青鬼

意外な程良作。

=以下、若干ネタバレです。=

全然、良いです。
この手の和製B級にはクソほど味わわされた嘆息が、この映画は余り無い。

先ず映像が予想外にクリアな点は、つい評価してしまう。
CGやゴア表現も存外頑張ってて、B級としては、それも邦画の方で、これはかなり高得点。
何より隠さない誤魔化さないのが良い。
それも割と前半で青鬼の全身が思いっきり出て来る所は、その潔さが創り手の自信を表していると思える。

てっきり商業用の消耗品だと舐めてたけど、これは何か隠し味があるのでは?ともう一度見たくなるクオリティ。
多分思わせぶりなだけで何にも無いだろうから私は見ないが。

勿論、演技は、お察し。
しかし頑張ってたとは思う。死ぬほど酷い訳じゃなく、これもB級の醍醐味と思えば無問題。

肝心の脚本は、ここも及第点。
舞台設定などに少々乱暴な逃げ方をしているきらいはあるが、あやふやにしていない所は好感が持てるし、好みの問題とも言える。
少なくとも”映画単体で完成品”という脚本としての責任は果たしている。
中でも重要なギミックとして、主役のハゲに冒頭で台無しにされた某シックスセンスを丸々パクっている部分があるのだが、その際に重要となるディテールもまあまあの完成度で再現されており、きちんと作ろうとした心意気が見て取れる。

和製B級ホラーだからと舐めてかかる私のような視聴者にカウンターを食らわす、中々の秀作である。




・映画『青鬼』公式サイト
http://aooni-movie.com/
・青鬼 (ゲーム) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E9%AC%BC_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0)
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