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たまこラブストーリー 感想

たまこラブストーリー

今の世代がギリギリ味わえる最後の懐かしさ。

ぼちぼち絶滅する類の”古き良き日”をデザインした、商店街という軸。
今や閑古鳥が鳴き、根こそぎシャッターを下ろしたままの店が立ち並び、さながらゴーストタウンの雰囲気すら醸し出す始末。
そこにはかつて人が賑わい店と店が一体となり、街そのものを一つの家族とした完成されたコミュニティがあったのである。つかの間の平和であった。

時代の申し子であるイオン、アマゾン等、恐ろしいパワーを備えた彼らによって瞬く間に侵略された街は、後を絶たない。
資源を搾り取るだけ搾り取ったインベーダーが去っていった後は、ノーベンバーマンもかくやと言わん有様である。

この映画は、現代に残る希少な「うさぎ山商店街」を舞台にした、今生きる日本人なら大よその人が心温まるであろう物語である。
幼馴染である二人の主人公の思春期MAXの恋愛的距離感、それを支え見守りおせっかいもしてやる友情と人情溢れる脇役達。
本作品の為に温めておいたのだろうメインの恋愛劇を、TVシリーズのあの無駄にほんわかした雰囲気でニヤニヤしながら楽しめる、ファン垂涎の作品。
恋の歌最高です。

新作カットを10数分追加しただけのダイジェストでは無い。劇場版とは名ばかりの総集編では無い。

ただ、ストーリーとしてはよくある話であり、どこをとっても目新しさは感じられない。
更には恋愛に焦点を絞った事で、本来の物語としてのテーマが続編の位置になく、商店街という武器が弱くなり、言ってしまえば、平凡なラブストーリーに過ぎない。(勿論、好きな人達はそれぞれで演出の光る部分を語り合うのだろうが。)

しかしこれはTVアニメの続編である。
決してTVシリーズを視聴していなければならない程の難解さは無いが、基本的にそこを通った人の為の映画である。
そういった約束事を織り込み済みで「うさぎ山商店街」という能天気なネーミングのマーケットも生き、この映画の背景・骨肉として正しく機能するのである。
この映画単体で見た場合、説明不足もさることながら、雰囲気の欠片を触れる程度しか理解出来ない事を承知して頂きたい。

しつこいようだが、この映画は、TVシリーズを好いている人向けの物語である。
それ以上でもそれ以下でも全く無い事を注意されたし。




・『たまこラブストーリー』公式サイト
http://tamakolovestory.com/
・TVアニメ『たまこまーけっと』公式サイト
http://tamakomarket.com/
・たまこまーけっと - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9F%E3%81%BE%E3%81%93%E3%81%BE%E3%83%BC%E3%81%91%E3%81%A3%E3%81%A8

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