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パニック・マーケット3D 感想

パニック・マーケット3D

最高のツッコミ祭り。

=以下、ネタバレ満載です。=

先ず、冒頭から繰り出されるこれ見よがしの3D演出がたまらない。
CGのザラツキも相まって、”これぞB級”と言う枠を解っている演出に期待が持てる。

パニック映画なのに、無駄に主要の登場人物が多いのも「恐らく消化しきれないだろうな」と思わせるのだが、意外にもそれぞれが中々役割分担し、好演する。
こうしてB級のくせに普通に楽しめちゃうと言う不安を煽られた観客は、しかし次の瞬間、鎧のように金網を身体に装着した戦士を見て安心する。これだ!と。

この映画最大の突っ込みどころである、彼の死に様は、B級のノリを極めて引き出したシーンである。
何故、手袋から先に装備したのか。何故、一旦戻って来なかったのか。何故、足の装備を脱着可能にしなかったのか。何故、普通のシュノーケルにしなかったのか。何故、蛇(が原因)で死なないのか。
あれだけの装備を整える時間があるのだ、意味も無く死に急ぐ彼の行動には”観客を楽しませる”その一点のみ追求する一流のB級魂が見て取れる。その姿勢には最大限のリスペクトを贈りたい。
そして、主人公ジョシュの恋敵であるこのアジア青年が良い人であるのは、このシーンの無理矢理な悲壮感を出す為だけにある所にも注目すべきである。
登場人物たちの心情と観客の心情を見事に分断する、心憎いB級の真髄と言える。

次に鑑賞中最期まで気になり続けるテーマがサメの動向だろう。
これに関してはツッコミ所と言うよりは単なる謎に近い。

この映画の主役であるサメは何匹かいるのだが、その辺にゴロゴロ転がっている新鮮な死肉には見向きもせず、何故か車の中や棚の上などに隠れ潜む生きた人間を付け狙うのである。
確かにホオジロザメは決してスカベンジャーでは無いが、それにしても現場はスーパーマーケットである。
そうでなくとも人間のうようよしていた街が壊滅し、餌の宝庫と化している状態で、何故態々ハンティングに勤しむのか。
余程空腹なのだろうか?
しかし精々が4メートルのサメである、人間を丸呑みにはしなくとも2~3人で満腹だろう。
それとも確認出来ないだけで、何百匹ものサメがいるのだろうか。映画を鑑賞中、個人的にそれが気になって仕方が無かった。勿論、劇中何の説明も無い。

それにしても予告動画は酷い。何だ人喰い蟹て。
B級と言ってもやっていいのはタイトル詐欺とパッケージ詐欺までである。
内容映像にまで虚偽をかましては、長期的に見て行き詰るのは明白。その辺の先行きが全く見えていないのが日本の広報現状である。
どうかすみやかに絶滅して下さい。


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