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映画『ソロモンの偽証 前編+後編』感想

ソロモンの偽証 前篇・事件ソロモンの偽証 後篇・裁判

全く解らない。

原作は恐らく面白いのだろう。
そう言った感想を抱く意味では、この映画は、中々お金の掛かったPVと言えなくも無い。

しかしこれは映画である。
しかも松竹120周年の記念作品であり、前後2部の大作である。豪華過ぎ。
勿論、そも原作をして何かの賞を獲った?ほどの良作であり、その時点で既に読書済みの方が多いだろうから、映画と言えどPVとして割り切るには勿体無い気もする。
しかしこれはPVである。

と言うのも、本作品に映画としての魅力をほぼ感じなかったからである。
完全にPVだと思うんですよね。

劇中の時代設定は平成初期らしいのだが、考証の類をやってんのかやってないのか解らないほど、単なる昔のドラマのオマージュ演出が古臭く目立つ。
若き俳優達の演技も手伝って、どうしても『さわやか3組』や『中学生日記』に見えてしまう。

かと言ってその他にメリハリがある訳でもなく、ダラダラとした平坦なドラマが続き、かと思えば唐突にJホラーばりのカットが入る。

クラスメートの死人が出ているにも関わらず、それをテーマに、まるで文化祭のように盛り上がりハイタッチ交し合い和気藹々と裁判の準備をするシーンも、ちょっと意味が解らなくなる。
一体何時からこの映画は、真相を巡るミステリじゃなく、フェスタを成功させる為に汗を流す友情ものになったのか。

と言うのが前編の感想である。
面白いんだか面白くないんだか、小生は全く解らなかった。

流石に後編は、解答編なだけあり、見せ場やサプライズは多かったと思う。

それでもいまいちミステリー要素、特に解答編に訪れるであろう筈だったカタルシスは、殆ど無かったと言っていい。
まあ元からフーダニットな雰囲気は余り無かっただけに、当方が勝手に期待してただけではあるが。

正直内容というかストーリーそのものに、魅力値は皆無である。
初めから謎の存在でしかなかった人物がそのまま犯人(語弊有り)だったり、前半でかすりもしなかった事実が当然のように出てきたりと、生暖かい盛り上がり。

多分込められた、或いは監督が訴えたいテーマこそが、この映画そのものであり、他は、なんやかんやをプロデュースする為の装置に過ぎないのだろう。豪華だけど。

ただそのテーマが、また、こう、ピンとこない。

ラスト(現在)を、美談にしているのが、その最たる要因だと思うのだが。
これ、テーマぶち壊してね?いや解らんけど。

運悪いと最悪だけど頑張ればハッピーエンド。みたいになってません?

校長だか理事長だかが「あれ以来、イジメは起きていないんですよ」みたいなセリフを抜かしやがるんだけども。

そんな訳あるかw
ド100%あるわ。ふざけんな。

エンドクレジットの後に、そんな暗黒面の余韻描写があるのかなーと思ってたけど、結局無かったし。

つまんねぇよこの映画。


ただ、見るべき要素が全く無かった訳でも無い。
体罰を巡って眼鏡の秀才君が教師をやり込める場面や、その他なんやかんやの個々のシーンは、一つ一つがストーリーとして面白かったし、感動できる熱量を秘めていたと思う。

あれ?やっぱ面白かったのかな。。。





・映画『ソロモンの偽証』オフィシャルサイト <前篇・事件>2015年3月7日(土)、<後篇・裁判>2015年4月11日(土)公開
http://solomon-movie.jp/
・ソロモンの偽証 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%81%BD%E8%A8%BC

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