『名探偵コナン 業火の向日葵』感想 流石に20年以上続く作品へ敬意は払いたい。

名探偵コナン 業火の向日葵

何これクッッソつまんねぇ。

=以下、少しネタバレです。=

アートミステリーなんだとさ。
美術作品をテーマにしたものなら最近では『万能鑑定士Q −モナ・リザの瞳−』があるが、あちらの方が余程アートを重んじたアートミステリーに相応しい作品だった。
コナンが前提としての少年漫画なのは解るんだが、付け焼刃な知識は置いといても、もう少しリスペクトしてもいんじゃね。あんな扱いじゃひまわりボロボロだろしww
いやそう言った所もコナンの魅力なんだとは思うけども。

基本的には小学生低学年を騙くらかす内容に終始するのは仕方無いとして、それでも小学生たちは疑問を感じないのだろうか。

何故蘭ねーちゃんは長い事会わずにフラフラしている彼氏をあれほど健気に待ち続けるのか。他に男を作らないのか。
彼氏新一から与えられる飴は、ほぼ偶発的にしか来ない電話だけである。死ぬほどたまに会えたりもするが大抵は偽者である。
同じ一年?を何度もループしている為どんなに会えなくても期間は最長で一年だが、劇中での彼らは一年以上の時間の流れを確実に感じ取っている為、あくまで感覚的にはだが二十年ほどまともに会えていない訳だ。
どんなに濃密な恋心であっても、それほど待ち続けられるのは無限の若さが秘訣だとしても異常である。
もしかしたら私が知らんだけで、ばんばんデートしまくってる二人なのかもだが。

それはどうでもいいとして、特に本作での映画としての魅力の低さは、敵役である。
なにあれ。すげーどうでもいい。

これは脚本も拙い。割と最初からコナンにしてはあからさまに怪しい奴がそのまま犯人である。動機なぞ正に芸術的でさえある。
キッドに関してはミスリードにすら為らんヘタレでしかなく、毎回毎回味方するだけの都合の良いビッチに過ぎない点は頂けない。
敵ながらどうしても共闘せざるを得ない展開が欲しいのだが、どうしてもコナンとらぶちゅっちゅしたいだけのかまってちゃんにしか見えない。

コナンには強力無比な敵(ライバルではない)が欲しいのだ。
黒の組織?何もして来ねぇじゃねぇかあの無能集団。
要するにコナンがチート過ぎるのである。頭脳はまあまあ使っている、それは良い。しかし真に犯人を追い詰めているのは強運とひみつ道具である。
助太刀してくれ(利用でき)る仲間も財力も盛り沢山。無敵じゃないか。身体がハンデ?いやいやむしろ逆でしょ。

コナンに敵対する相手は、この難攻不落傍若無人の化け物を倒さなくてはならないのである。無理ゲーだ。
もうそろそろアガサのじじぃは本気を出してもいいと思う。

次のコナンは、秘密裏に2部作にして、前編では完膚なきまでにフルボッコにされたコナンがガクリとうな垂れる所で「続く」とかを所望。
コナンのバーローっぷりを期待し劇場インした小学生たちが号泣しながら退館するくらいの、それくらいのを。




・映画『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』
http://www.conan-movie.jp/index.html
・名探偵コナン 業火の向日葵 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8D%E6%8E%A2%E5%81%B5%E3%82%B3%E3%83%8A%E3%83%B3_%E6%A5%AD%E7%81%AB%E3%81%AE%E5%90%91%E6%97%A5%E8%91%B5


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