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『明烏 あけがらす』感想

明烏 あけがらす

死ぬほど駄作。

=以下はネタバレですか?=

いや面白かったと感じた事は事実であるけれども。
ポスターの時点での全力ネタバレは、如何なものかと個人的には難色である。

確かにそも元ネタが落語であるから、既存の方を知っている人は少なからずいるだろうし、仮に(いやこっちの方が多いだろうが)知らない人がいても、このご時世である。
スマホでぐぐってほーん、一瞬でネタバレとなる。
だからと言って、肝心の部分をこれでもかと、何やったら「これがオチです!」と言わんばかりのやり方は、私は好きじゃない。
『ポートピア連続殺人事件』を内容変えずリメイクしたとしてキャッチコピーに「犯人はヤス」と書くくらい下品である。態々アピんなと。むしろ隠せと。

福田監督作品(特にコメディ要素)が好きな人なら、ニヤニヤ出来る場面ばかりではあるものの、ぶっちゃけそれ以外の人には全く薦められない映画。

つーか、むしろ映画ではない。内容、特に脚本部分が恐ろしいほどに映画向きではない。
これが万人的に評価を受けるとしたら舞台か、ギリでドラマくらいではなかろうか。
それくらい会話劇オンリーの言わば見応えの無い平坦平板な映像作品に過ぎない。
福田コメディがかなり好きな私ですら、退屈だなと感じる程、動きの無いワンシーンは映画という長丁場では苦痛である。

また、オチも良くない。
それまでそこそこのクオリティを保ったコメディドラマであったのに対し、急な、否、急過ぎる方向転換。(っつってもコメディだけど。)
元ネタを知らなくても多分全ての観客が想定済みの”そうなるだろう”ラストシーンではあるし、かつそう待望されるシーンではあるが、結果、作用として一切カタルシスを生んでいない。

これはミステリ映画『ソロモンの偽証』でも思った事だが、解答編で明らかになる真相に「新事実が多過ぎる」と言う事が観客を置いてけ堀にする要因である。
その置いてけ堀感すらも含んだコメディなのかも解らないが、福田作品にそんな高尚な領域があるとは思えない。

合わない人によってはクソしょうもないギャグこそが、福田コメディの本体であり、またファンにとってのご褒美である。と思う。
ベースに落語を持ってきたのが不味かったかなぁ。

役者の演技は、ほぼ完璧だったと思う。
これに関しては福田コメディが役者を活発にさせるのかも知れないが。
特に吉岡里帆氏は、好演っつーか配役完璧な気がする。あ、前半だけね。




・映画『明烏』公式サイト
http://akegarasu-movie.com/
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