劇場版アニメ『惑星大怪獣ネガドン』感想

惑星大怪獣ネガドン

自主製作映画の傑作。

今更見ました。
公開の2005年当時、各方面で話題沸騰だったらしく、感想もぐぐってみると『傑作』の二文字が踊る作品なだけに、少々期待過多気味で観賞。

確かに面白かったです。

正直「傑作」と軽々しく持ち上げる感想は如何なものかと思わなくも無いですが、特撮・怪獣映画であり、かつそれが流行った昭和のレトロ感を内容で表現すると言ったこの映画の醍醐味は確実に反映されており、成功していると思います。
そういった意味で間違いなく『傑作』なのであり、逆にそこだけを賞賛される言葉だとも思います。
なにより自主制作という部分が、この作品のクオリティを底上げする要因になり、職人芸と言うのかな。本当に素晴らしい。個人的に大好物です。

極端な話、そこら辺の事情やオッサン臭さが理解出来ない人には、全く価値の無い作品です。

30分足らずの尺ではどうしても脚本が粗雑にならざるを得ないのか(『台風のノルダ』もそうだった)、兎に角雑で謎だらけ。
それは怪獣映画を意識した部分の作られた粗さであるとも言えますが、監督の目指した「すべての人類が楽しめる娯楽映像作品」とは食い合わせが悪いように思えました。
特につかみに当たる前半の約10分は、くたびれたオッサンの暗い話だけが続き、勿体無い印象を受けます。

CGに関しても、完全な特撮を意識していてもどうしてもアニメ・CGらしい現代的なアプローチになっているカットが多々あり、そこが目立ってしまう印象は否めない。
怪獣やロボットの動きも特撮よりはアニメ気味なので、そこも気になる。

などなど、重箱の隅をつつけば悪い点はいくつも採掘出来ます。

しかし、自主制作でこのレベルがそれも日本で出てくる事がどんだけ凄い事か。もう10年前だけど。

ただの好き嫌いで語るべきなんだけれど、本当にそうであってはいけない映画だと思いました。




・自主制作CG映画『惑星大怪獣ネガドン』情報
http://www.h2.dion.ne.jp/~magara/project.html
・惑星大怪獣ネガドン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%91%E6%98%9F%E5%A4%A7%E6%80%AA%E7%8D%A3%E3%83%8D%E3%82%AC%E3%83%89%E3%83%B3
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