劇場版アニメ『orange -未来-』感想

orange 未来

全部丸ごと完璧な蛇足。

極端な話、TVアニメを視聴し、まあこんなもんかとある程度満足した人なら見る必要も価値も全く無い。
と言っても作品のファンならば、見ても損は無い。そんな感じのアニメ。

TVアニメの総集編的なダイジェストや、シーンの流用なども多々あるが、基本的には新作エピソードである未来編を語る上での適宜の処置に止めてはいる。
よくよくよくある劇場版アニメに蔓延る悪しき総集編とは違うので一応安心して欲しい。


=以下、ネタバレです。=

そも2週間限定公開と言うプレイからも、特別「新作の劇場版ですから観て下さい」と言うようなアピールは感じられない。
つまるにその辺りが妥当な内容である事は、企画側から重々承知の作品である訳だ。

言ってみれば、ちょっとしたOADやオマケで事足りる物語に過ぎず、起伏したドラマも一切無い。
本当に蛇足の話であり、熱心なファン以外にとってこの作品は意味を成さず、この蛇足を楽しめる器が無ければ鑑賞は時間の無駄である。

強いて言えば須和が、諦めていた恋心を奮起させ、改めて菜穂と翔に挑み、そして敗れ去り「やっぱりね」と3人衆に突っ込まれる展開を期待出来るシーンがあるくらいで、結局は何も無い。
最悪、もし元ルートのように、翔が生きているルートでも結果は菜穂と結婚するとかだったら、円盤叩き割ろうと思ってドキドキしながら見てた事も、正直にここに記す。
俺の嫁である須和を、そんな風に苛めないで欲しかった。のだが。

予想以上に、何にも無かった。
むしろもっと遊んで欲しかった。我が心を揺さぶって欲しかった。

ガチで本当に、蛇足でしかなかった。びっくりした。

しかもその蛇足が悉く無意味で、特にタイトルに言及するシーンとか、もうアレだった。

以上。




・映画『orange -未来-』公式サイト
http://movie.orange-anime.com/

・orange (漫画) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/Orange_(%E6%BC%AB%E7%94%BB)

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映画『秘密 THE TOP SECRET』 感想

秘密 THE TOP SECRET

素材は悪くないと思うけど、結局よく解らんかった。

多分、情報の相関図を後でちゃんと整理さえすれば、映画の内容は簡単に理解出来るんだと思う。
正直やってたストーリーはそんなに複雑じゃない。
要するに出すべきヒントは全部出してるんじゃないかな。

ただそれらをこっちが十分把握する前に、飽きちゃう。

ただでさえ2時間半もあるミステリーをただ流すだけでは、私のような客はパンチが欲しくなる。
いや、それなりに飽きさせないような演出は特にビジュアル面で目立つのだが、いまいちそれらにアクション性ではなく、ややノイズを感じたのは何故だろうか。

話を詰め込んでいる感もあったし、脚本に苦戦したのだろうけど、結局よく解らなかった箇所も多い。
これは答えが無い謎と言うより、説明あった気もするけど頭に残らなかった系で、普段なら何度か見て把握するのだが、長いだけで退屈な感想がかなり強かったこの映画では、それをする気にもなれない。

どちらかと言うと、この手の近未来SFは大好物の類なのだが、だからこそ素材の魅力を出し切れていないと感じる。
記憶の正確さなどの単純な設定などでも、説明不足は否めなかったし、最後の犬の映像に関しても余りにも都合の良い信仰に感じてしまう。
以前、同監督作の『プラチナデータ』でも似たような印象を持ったのだが、ミステリやサスペンス系統は向いていないのではないだろうか。

映像面は、抜群に綺麗だった。
麗しい俳優陣もさることながら、ビジュアルへの力の入れように、邦画でこれほど金のかかったSFが作られるんなら、もうそんだけでいいやと。
ただ一点、織田梨沙本人は魅力的な俳優だとは思うのだが、映画の絹子役としては人選ミスだと思う。


・『秘密 THE TOP SECRET』絶賛公開中
http://himitsu-movie.jp/
・秘密 -トップ・シークレット- - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%98%E5%AF%86_-%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-

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『仮面ライダー1号(2016)』感想

仮面ライダー1号

記念作品として上出来。

リアルタイム世代ではないけど、藤岡弘、氏の変身ポーズ、ライダーパンチにライダーキックの気合、テンション上がるわ。
クッソかっけぇ。

特に最近の平成ライダーシリーズは全く知らんので、私が、その辺のリテラシーやルールに欠ける視聴者である事は間違いない。
だから、ゴーストが敵にボコられて→場面変更→命辛々助かってる。この件が4~5回あった時はびっくりしたが、どうにかこうにか頑張ったんだろうと解釈した。
本郷の居場所が何故解るのか、その前に敵の居場所知ってんのかとか、他は置いといてもノバショッカーただの荒っぽい会社やんけそこは一回警察挟んどけやとか、そもそも麻由て誰やねん!とか。

例えばこれがシリーズものだったら、如何に子供向けとは言え恐ろしいが、これは記念作品。はっちゃけ祭り。
1号もゴーストたちも、敵さんのゲスト陣もかなり活躍するし、武田幸三クソ強ぇしw

豪勢なフルコース、満喫しました。




・仮面ライダー1号|東映[映画]
http://www.toei.co.jp/movie/details/1206732_951.html
・仮面ライダー1号 (映画) - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E9%9D%A2%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC1%E5%8F%B7_(%E6%98%A0%E7%94%BB)

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『ABC・オブ・デス』感想

ABC・オブ・デス

映画見てこんな疲れたの久々。

最初タイトル聞いた時、てっきり『ギャシュリークラムのちびっ子たち または 遠出のあとで』の映画だと思った。勝手に確信してた。
そっかそっかやっと映画化か、待たせやがって、とか思ってた。

大体あってた。


決して嫌いじゃないけど、しんどい。
5分の26発てしんどい。

円盤でこんなダメージやったらアカンわ、これ劇場で見てたら間違いなく吐いてる。

正直、あんまり覚えてないやつある。
体調万全でもっかい見る必要あんなこれ。うん。

で、日本人監督作品が結構あったので期待してたんだけど、ほぼ全部駄目だったw
Jのクラッカーで笑てもうたけど、合わなかったです。

好きなのはBとUとV。




・The ABCs of Death | Drafthouse Films
http://drafthousefilms.com/film/the-abcs-of-death
・The ABCs of Death (2012) - IMDb
http://www.imdb.com/title/tt1935896/

・The ABCs of Death - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/The_ABCs_of_Death

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『超高速!参勤交代 リターンズ』 感想

超高速!参勤交代 リターンズ

安定した面白さは折り紙付き。
ただ…普通。


期待された続編で、この安定感は太鼓判でいいと思う。
とりあえず時代劇としての面白さに文句をつける所は無い。

今となっては、いや2作目となっては時代劇と言うジャンルそのものの突拍子無さを痛感するが、それはこの映画がよく出来ている証でもある。
逆にその部分も脚本として見れば、至って普通、多少漫画的であるものの、その域を出ない。
その領域を超えない配分が時代劇足りえている部分なのだろうし、そこを崩さず製作した采配には美学すら感じ入る。

時代劇の枠がどこまでの表現的嘘を許すのか、その限度は知らないが、オーソドックスの至高を体現した映画である事は間違いない。




・『超高速!参勤交代 リターンズ』2016年全国公開
http://www.cho-sankin.jp/

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