『新宿スワンⅡ』感想

変換 ~ 新宿スワンⅡ
普通のアウトロー物としての面白さ。

三池監督は二人も要らないと思うのだが、業界がそれを求めてそう成らざるを得ないのか、好きだからやってるのか、二人どころか足りてないのか解らない。
要するにこの手の商業娯楽ケンカ映画は、それも日本映画としてそこそこA級規模のバジェットで造るとなると、こういった器用性が求められるんだろうなとは思う。
ぶっちゃけ品川監督がこの辺を埋めれば良いのにとか思うんだけど、あの人は変な向上心が強いから無理なのかな。器用だしこの手の映画向いてると思うんだけどな。


=以下、ネタバレかもです。=

前作よりは舞台が広がってて、狭苦しく感じないのは凄く良かった。
役者も良かったし、アクションも良かった。突出してどうってのはないけど、悪い点も無かった感じ。

良くも悪くも超普通。面白かったんだけどね。
浅野氏が出てるだけで画面が映画っぽいので、この辺は映画として消費するに足りてる部分。劇場インする価値はあるっつーか。

で、普通に面白かった故の不満点が結構ある。
キャラ、バイレンス、エログロ、そのどれもが健全であんまりアウトローしてない点。
強いて言えば暴力はそこそこだったと思うけど、みんな良い子ちゃん過ぎない?原作からそうなのかな。
まあ敵側のボス浅野くんからして実は良い子だから、しゃーねーっちゃしゃーねーんだけど、部下は部下で無茶するけど上を尊敬してる系だし。
やーさんもやーさんで、そこまでクソじゃねぇし。
一応、シャブ関連もあったけど、ただの自業自得だし、唯一金子くんが不穏な空気でミスリードかましてたけど、見え見え過ぎる上に、やっぱ何も無いし。
特にエロがね。何でエロ一個も無いんよ。つか山田さんどうなったの?ちゃんとセックスしたの?

脚本の不備については、何をか言わんや。
こういったバカ娯楽映画が初めての人は、さぞ面食らった事だろうが、こんなの普通。いや私が麻痺してるだけだけども。

ちゃんとしたものを求めて、特に映画としてきっちりしたものをって人には向かないし、そも見ちゃ駄目。
ドラマでよくあるバカで下らない整合性の欠片も無い、謎と不思議、そして欠陥脚本だらけの物語。

今更、何でこんなもん面白いと思っちゃったんだろうって感じてきたけど。
まあ適当に書くブログはこんなもんだ。




映画『新宿スワンⅡ』公式サイト
http://ss-2.jp/
・新宿スワン - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%AE%BF%E3%82%B9%E3%83%AF%E3%83%B3
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『マイティ・ソー バトルロイヤル』感想と『梟の城』とツェッペリン

マイティ・ソー バトルロイヤル
こんなキャラやったっけ。。。

いや全然面白かったけどね。
監督とかも初耳で、コメディ畑の人らしいけど、よくこんな脚本で通ったな。

前2作のソーが、どんなキャラだったのか思い出せなくなる程、ジョークを言いまくる彼。
多分バランス的にやり過ぎだと思うくらいギャグ要素が入ってんだけど、段々それを期待しちゃう感じになる。私は好き。
これがマイティ・ソー最終回なんだから、ぶっ飛んでる。頭可笑しいw

キャラの活躍のバランスも良くて、ここで変に出しゃばられたら嫌だなって所とか、コイツが無駄に無双したら嫌だなって所も、いい感じにブレーキ効いてるっつーか。

ただ、既存キャラの扱いが、ギャグと同じで雑だったんよねw
オーディン父さんとか助けに行ったらサラ~って消えるし。え?あれ死んでるん?みたいな。マジで良く解らん最期w
ソーの友達4人もさー、瞬殺てwww
ヘラが有り得んくらい強いのは解るんだけど、出て来た瞬間くらいに殺されてさー。ギャラ関係?忙しくて2秒くらいしか出演出来ませんとか?うーん。
一応、浅野くんだけちょっと頑張るけど、態々日本から呼んどいて2秒で殺されますじゃああんまりだな~つって出番増えたとかかな。。。
ま、結局さくっと殺されるんだけどね。
で、確か女の子も1人いた筈なんだけど、出てない。いつの間にか有象無象と一緒くたにSATSUGAIされたって事か?とか思ってたら、役者が忙しくてそっち系らしく、キャラはあの場にはいなかったらしい、と。以後出るのか不明。
ナタリー・ポートマンとも知らん間に破局してるしね。
映画は面白かっただけに、この辺が残念。

あと、ツェッペリンの移民の歌が流れるんだけれど、町山さんのラジオで「ジミー・ペイジはウルトラケチだからなかなか音楽を使わせない」とか言ってて、え?!って。

引用(町山智浩)レッド・ツェッペリンはギタリストのジミー・ペイジというウルトラケチ人間がいまして。(中略)なかなか音楽を使わせないんですよ。
特にこの『移民の歌』とか『胸いっぱいの愛を』とか『天国の階段』とかヒット曲は使わせないんですよ。
-町山智浩『マイティ・ソー バトルロイヤル』を語る-


いやいやいや、記憶が確かなら『梟の城』で使って無かったっけ?とか思い出して。

~梟の城で移民の歌を聴いたような気がする人々~
・映画「梟の城」のネタバレご容赦のあらすじと感想 - summersunday’s blog
http://www.summersunday.net/entry/fukurounoshiro
・曲名を教えて下さい(>人<)。以前『梟の城』(中井貴一さん出... - Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1042072040
・映画「梟の城」のサウンド - BIGLOBEなんでも相談室
https://soudan1.biglobe.ne.jp/qa287264.html
・804. 御法度(99)/梟の城(99)|同世代名画館DX
https://ameblo.jp/koji1917/entry-11169559828.html
・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! | ふたばちゃん保管庫
https://futabahokanko.com/thread/img/b/res/448240597.htm
・B級映画の要素として・冒 - 二次元裏img@ふたばログ保管庫 いもげばこ
http://imgbako.com/204206752.htm
・アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 176 [無断転載禁止]©2ch.net
https://mint.5ch.net/test/read.cgi/cinema/1490767856/

で、その予告CM。

間違いなく移民の歌やけど、違うwww

そういえば昔『梟の城』の予告で「移民の歌」そっくりの曲が使われたけど、結局劇中では使われてなかった。
-古くさいぞ私の音楽の趣味は。 - 唐沢俊一検証blog-


カバー?サンプリング?
一応、布袋くんが98年に「SUPERSONIC GENERATION」でカバーしてんのよ。梟の城は99年公開。
タイミング的にこれか?とか思って聞いてみたけどこれも全然違う。

じゃあなんなんよこの曲ww
wikipediaとかには何の記載も無い。
もしかもしか「Ride The Sky」の方か?と聞いてみるもやっぱ違うし。

で、ぐぐる。

テーマ曲がツェッペリンの移民の歌だと思ってたらただの盛大なパクりだったって知って驚いた気持ちが蘇りました。
-梟の城 inuさんの感想 - 読書メーター-

チョイ昔の映画『梟の城(ふくろうのしろ)』のTVCMで流れた、レッド・ツェッペリン『移民の歌』パクリ曲を聞いた時思い出すなあ。
-ヒネッテユート・カフェ:So-net blog-

988 :名無シネマ@上映中 (ワッチョイ 3b62-ns+n):2017/04/13(木) 00:22:41.62 ID:Zg0Zjyp80
>>774
梟の城の予告編に使われたのは移民の歌じゃなくて謎のパクリ曲だぞ?
-アベンジャーズ AVENGERS マーベル・シネマティック・ユニバース MCU 176 [無断転載禁止]©2ch.net-

同じく予告で使用されている「あぁぁ~あ~」という箇所ですが、映画会社によると予告用のオリジナル曲とのことです。
-梟の城 (1999) ≪ 音楽 映画 ≪ サントラ.jp-



ただのパクリかい!



・マイティ・ソー バトルロイヤル|ブルーレイ・DVD・デジタル配信|マーベル公式|Marvel
http://marvel.disney.co.jp/movie/thor-br.html
・マイティ・ソー バトルロイヤル - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%BC_%E3%83%90%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%AB

・移民の歌 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%BB%E6%B0%91%E3%81%AE%E6%AD%8C
・梟の城 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%9F%E3%81%AE%E5%9F%8E

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『超・悪人』感想 最悪のクソ映画だった

変換 ~ 超・悪人
中々面白かったとは誰にも言えない。

『バチアタリ暴力人間』くらいのレベルだろうと高を括り、友人のメスドレー将軍(21歳♀)と一緒に見た。死んだ。
これほど気まずい体験は記憶に無い。死んだ。どうやって生き返ったかは覚えていない。
これを親と一緒に見た人がいるのだから頭が上がらない。ひどい映画だった。

あらすじなどは割愛するが、とんでもないクソ野郎が自分勝手なご都合信仰を全うするピカレスクロマン。違うけど。
最悪なクソ映画だったが、決して嫌いじゃない作品でもある。
人に薦められないとかそんなレベルじゃなく正真正銘のクソ映画なのだが、まあこの辺は多分白石監督特有の成分を私が好きなだけだろうとは思う。

それなりに面白い部分はあったし、江野くんの演技やしゃべりも好き。
そしてこれは白石監督作品に多いんだけど良くも悪くも雑なのねwかなり雑。例えばトンカチで殺人する程殴りまくるんだけど怪我しない(血が出ない)とか。話の唐突感は言わずもがな。
最終的にOK出してるんだから計算なのは間違いんだけど、やっつけにも見える。ケレン味と言うには雑過ぎる按配の色んな箇所。
これがコワすぎとかなら、まだ納得出来なくもないんだけど、若干違うから違和感を感じると言うか。
上記したバチアタリみたいに爆発してくれればもう面白がるしか無いんだけど、結局こちらに問い掛けを叩きつけるもんだから、アレ?やっぱ真面目系なの?とか解んなくなっちゃうバランス。
ワキガとか、もうどーせい言うねん。笑ったけど。
こっちの修行が足りないだけかなー。

そして一番びっくりしたのが、江野くんを許しかけた、なんやったらちょっと許してたって僅かな時間味方になった感想が結構ある事。

はぁーっ?!!
このクソ野郎許せる瞬間って1ナノ秒でもあった?ウソでしょ?
メスドレー将軍(友人)なんぞは「(処女庇う時)ちょっと可哀想だった」とか抜かしやがる訳。

いやいやいやいやいや。
お前らぜってー凶悪犯の人質になっちゃ駄目なタイプだわ。そっこーでストックホルム化しやがんぞ。怖ぇ。

一体どこにクソ野郎許せる部分あったよ?無いでしょ!w

勿論彼らが言ってるシーンや、シークエンスと言うか一連の仕組みは理解出来る。
例えばアレが純愛じゃなく、子供と接するうちに情が芽生えて事故かなんかあって身を挺して子供を救って、その直後に駆け付けた警官に江野くんが撃たれた(実は指名手配されてたとか通報とかでバレてて)として。
パーフェクトワールド的な濃い印象操作が行われたとして、それでも犯人に同情出来るかっつったら、賛否別れる訳ですわ。
ましてや何らかの訳あって殺人しちゃって逃亡してるとかじゃなく、純粋かも知れんけど恐るべき幼稚な自分勝手の為だけに連続レイプ&殺人してきてるクソ野郎な訳ですよ。

同情の余地ある?

少なくとも私はこの映画見てて一瞬たりとも江野くんに同情は愚か、許しちゃう雰囲気を感じたりしなかった。ある訳ねー。
だから最後のクソな展開も、あーはいはいあるあるww的な、当然のシミュレーションにピカレスクロマンとしての映画的矜持すら感じた訳。

ほんと許せる雰囲気になった人信じられん。
んで、直ぐ後でそう言う自分に気付いてはっとしたとかさー。どんなマッチポンプだよ。脳内補完やべぇよそれ。

いや言いたい事は解らんでもないのよ。でもこの雑な映画でそれをしちゃう感性がズバ抜け過ぎてると思うの。ヤバめのレベルで。

ただ青春Hシリーズとしては、この映画は頗る有り。
言い得て妙と言うか、白石監督が青春Hを撮るとして、この映画は完璧。




・映画|青春Hセカンドシーズン|公式サイト
http://artport.co.jp/cinema/h2/?/movie/01/

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TVアニメ『WHITE ALBUM』美咲と田丸そしてめのうの関係 備忘録

このアニメは本当にマジでリアルにガチで、構成がクッソ下手なくせに脚本の見せ方を格好付けようとして、ただ単にそれも無為にシーンの意味を解らなくしている。
ミステリじゃねぇーんだよ。

■1期
2年前:田丸、美咲に言い寄る。⇒美咲断る。⇒田丸、美咲を逆恨みして嫌がらせ。
現在:田丸の嫌がらせは今でも続いているが、美咲は付き合いを断った自責の念から、それを甘んじて受けている。

■2期(真実)
2年前:田丸、美咲に言い寄る。⇒交際。⇒美咲何か重いor田丸に他の女が出来た。
⇒田丸、父親を介して手切金を美咲に渡す。⇒美咲、金を拒否り自ら田丸を振る。⇒田丸、美咲を逆恨みして嫌がらせ。
現在:田丸の嫌がらせは今でも続いているが、美咲は田丸を振ってプライドを傷付けた自責の念から、それを甘んじて受けている。

澤倉美咲と言うキャラクターが流され易く、頼まれたら断れない部分があるとしても、あそこまでされてそれでも田丸を庇う件は、やはり過去に深く恋愛関係があった、もしくは美咲が田丸に依存するだけの関係性があったと見るべきだろう。

■第六頁
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2年と言うフレーズからフラッシュバックした美咲の回想。

この時点では、美咲に言い寄る田丸が振られた、と言う話を強調している。

■第二十頁
「田丸くんの何知ってるの?」
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「彼をあんなにしたの、私なの」「そんな悪い人じゃないんだよ?ほんとは」

「だって振っただけなんでしょ?美咲さんは」
「そう…振っただけ……振ったの、彼を」

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wa20 (3)
田丸の父から手切金を出される。
wa20 (4)
美咲の震える手。

ここで矛盾が生じている。
”田丸が美咲に振られたから、嫌がらせをするようになった”のであれば、田丸父が美咲に手切金を渡す構図は比例しない。
このシーンでは、明らかに田丸サイドが美咲に別れるよう迫っている事が示唆されている。

つまりこのシーンだけを見た場合、「別れさせられた美咲が田丸を恨んで嫌がらせするようになった」の方が自然なのである。
ならば何故、逆なのか。

■第二十一頁
wa21 (2)
「いい加減にしろ!尻拭いばっかさせおって!親を何だと思ってるんだ!
「貴様が手を付けた娘だがな、ふんだくられたぞ」
「おまけに妊娠していた!」
「仕方無いんですよぉ~」
「トラウマか?逃した獲物が大き過ぎるって?」
「フン!いつまでガキの頃の甘ったるい思い出にふけってるんだ」
「諦めろと言ったはずだ。今時、政略結婚なんざ流行らん!財閥は没落の別名だ。しかも相手はとんだじゃじゃ馬じゃないか。いかんいかん、芸能人風情を家に入れるなんて、一族の面汚しだ」
「だからぁ、とっくに忘れましたよぉ~彼女の事なんかぁ」

この話も分かり辛い。
田丸父が憤慨している娘とは「めのう」で間違いないのだろうが、何故このタイミングでの叱責なのかさっぱりである。
とっくに忘れたと言う田丸のセリフから政略結婚云々は過去の話(興奮した田丸父が思い出して更に興奮)だと思えるが、めのうから「昔の女です。大分前だけど田丸の子妊娠してたのでバラされたくなかったらお金下さい」みたいな強請りが最近あったと言う事だろうか?
めのうが金に困ってる様子は無く、冬弥絡みでも何でも無いこのエピソードは何なのか、本当に構成として意味が無い。
下手糞とかそんなレベルじゃない。起承転結の起が無い為、物語の流れに一ミリも絡んでない。

■第二十三頁
wa23 (1)
「分かった」「より、戻すわ。それでいいでしょ?」
「より?誰と?」
「2年前に戻る。だからこの写真、発表するのは…」
「ハッ!二年前ってひょっとして、あんまり付き纏われてウザってぇから、親父に頼んで金積んで切って貰った、あの重てぇ女の事か?」
「お金なんか…受け取ってない」
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「まだ根に持ってたのかよぉ~参った参った!」「お前なんかなぁ?何度もくっつく女じゃねぇんだよぉ」「安いんだよ!安過ぎんだよ!美咲ぃ」

果たしてキャラクターのセリフを全て信じられるか疑問だが、そう仮定して見るしかない。
このキャラはこんな場面ではブラフかますに違いないとか、そんな考察はこのアニメには全く意味が無いのである。

ここで解るのは「振ったのは美咲の方だが、それについてのアクションは田丸の方から」と言う事である。
別に「美咲に振られた田丸の逆恨み」で十分ストーリーは完結するのに、ここまで拗れさせる脚本に、そして意味は無い。
答えが明示されない為、ここまでして意味は無いのである。死ねよマジで。考察した視聴者全員に土下寝して頭踏まれろ。

めのうと田丸の関係も本当に意味が無い。強いて挙げればスキャンダルの摩り替えだが、妊娠の件とか100%要らんやん。あとあと生きてくるならまだしも、何にも無い。原作の設定ぶっこんだならまだしもオリジナルキャラですよ。
脚本家さん、悪いけど間違いなく向いてないと思う。脚本家としてアウトなのか、この手のものが駄目なのか知らんけど、キャラ周りやから基本的な部分な気がする。

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TVアニメ『WHITE ALBUM』感想 ひどいアニメだった…

変換 ~ 71Z86c-oQ9L
まるで意味が解らない。

全く個人的な部分だけれど私は恋愛モノには疎いので、それ故に最後まで視聴出来たのだと思う。
そうでなければ面白いとは思わなかったはず。

1ミリも共感出来ないクズ主人公冬弥を始めとした、各キャラクターの言動の不可思議。
絵本のようなビジュアル、これでもかと流れる文字によるモノローグ。
その一つ一つは割りと些細な事で、ある種リアリティすら感じるものに過ぎないが、たまにそれが一箇所に集中しているケースがあり、あまりの訳解らなさにどーでも良くなってしまう。

例えばそれがあくまでその部分でだけ視聴者の頭に「?」を埋め尽くさせる演出で、後に解消されるシステムだったとすれば素晴らしいと感じるだろうが、そうでは無く。ただ単に解らないと言う部分のみで終わってしまう。
一つ一つ丁寧に読み解き、考察・解釈すればある程度は片付く「?」だとしても、そこまでするのはこの作品のコアなファンのみで、一般的な視聴者は結局「?」のままである。
この不親切な構成は、いちアニメ作品として、それもTVアニメとして割と最悪な出来なのではないだろうか。

原作でもそうだったのか解らないが、何故弥生があそこまで由綺に拘るのか(英二に忠実なのか)、結局解らないのは不親切にも程がある。ヒロインの一人だよ?
美咲と田丸とめのうの関係なども、非常に解り辛く、全般的にキャラクターの正解は数少なくかつ短いカットのみから視聴者が頭を悩ませ解釈にこじつけるしか無い。死ね。
 ※ここで言いたいのはコンテキストの有無ではなく、答えに辿り着けるヒントを明確にしないキャラクターが多過ぎてバカじゃねぇの?と言う事。

何より冬弥のクソボケたクソズルさには辟易しか無く、たまに出る主人公らしい(一般的な意味での)アクティブな面がテコ入れにすら思えるほど唐突に感じるのは、遺憾ともしがたい不気味さがある。
こんな奴に惚れてしまった女性陣も、まあ彼女らは彼女らで結構薄汚いのだが、どうせならもう少し性悪でもドロついてても享楽的でも良かったのではと思える。
脚本的にそうしたほうが良かったとかではなく、クズとのバランスが悪過ぎる。勿論、アニメ化にあたり「浮気」がテーマの作品で各ヒロインをなるだけ全て攻略しなくてはならないのだから、クズ一直線を免れない事は明白であるが。


・WHITE ALBUM - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/WHITE_ALBUM#%E6%9B%B8%E7%B1%8D

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