劇場版アニメ『かっちけねぇ!』感想

かっちけねぇ!

かっちりした王道ファンタジー。

主人公の抱える悩みとファンタジー要素がストーリーで絡み、昇華する。
絵は若干古臭いと言うか手塚スタジオ丸出しだが、ベースが和風なので既視感ともまあまあ戦えるし、普遍的スタンダードな概要は誰にでも解り易く、短編として誠実である。
それでいて、家族構成などで語られない部分も描写する配分は流石。
エンドロール後のオマケパートも個人的に好き。




・あにめたまご 2016
https://animetamago.jp/2016/
・若手アニメーター育成プロジェクト - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%89%8B%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%82%B2%E6%88%90%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88
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劇場版アニメ『風の又三郎』感想

風の又三郎

存外な傑作の域。

まさかこのタイトルから、これほど傑作なアニメが作られるとは。
意外や意外。

絶対クソつまんねぇだろうと思っていた。
原作が悪いわけでは全く無いが、この手のこう、なんて言うか国語の教科書に載ってる類の文学作品みたいなものは教習用的に感じられ好きになれない。

この作品のキモはラストに集約される訳だが、これほどファンシーな世界観で描いておいて、だからこそ対比で浮かぶリアルさは、どうしようもなくセンシティブに突き刺さり、作り手が味わわせたいノスタルジーを成功させている。

ドラマとして結局は何も無い。結局は何も無いのだが、それがこの作品をこの30分単体で完結させており、その仕組みや流れが自然で、ある種、涙すら誘う。

ほろ苦さにすら届かない、この読後感。
非常に文学的で、それでいて現代的なそして伝えたいアプローチにシフトさせた手腕は見事。

ただノスタルジー部分は傑作だと思うものの、原作的な要素は薄く、どちらかと言うと原案に近いと言える。




・あにめたまご 2016
https://animetamago.jp/2016/
・若手アニメーター育成プロジェクト - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%89%8B%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E8%82%B2%E6%88%90%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88

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劇場版アニメ『カラフル忍者いろまき』感想

カラフル忍者いろまき

子供にはウケが宜しいかと。

クレしんのような湯浅監督作品のような、キャラクターデザインとアクション演出が見所。

ぶっちゃけるとそれだけしか無い。
っつーか間違いなく完全な子供向けである為、逆にそれだけで良いとも言える。
なので以下の件などは全く気にならなかった。
・主人公一家とボロ屋の関係が解らない件。(他人の空似なのか)
・父親が最初から殿と呼ばれている為、後から出た鎧の意味が全く無い件。
・何故避難しなかったのか。
・何故扉を半開きにしたままだったのか。

個人的には若く可愛らしいカーチャンが出て来ただけで、一応の満足感は得ている。




・あにめたまご 2016
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・若手アニメーター育成プロジェクト - Wikipedia
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『KARATE KILL/カラテ・キル』感想

KARATE KILL カラテ・キル

文句あったらいけない気がする。

低予算小規模のB級ですさかい。的な言い訳が最初に付くタイプの映画ではあるものの、面白いなぁ。
更にはどうしても「好きな人は好き」程度でしかないカルトな印象も強いけど、好きなんだよなぁ。

重要なのはA級になろうとしてる差し掛かっているB級なのではなく、あくまでB級の枠を全く超えない範囲のB級なので、思い切りが良いんだよね。
少なくとも私が好きなB級映画は、みんなそう。
演出としてA級っぽく見せかけたり良い意味で騙そうとしてる映画はいいんだけど、A級を謳って中身はB級なクソは駄目。嫌い。死ね。

で、この映画は全力でB級を突っ走る珠玉のエンタメ。


=以下、ネタバレです。=

言うても思ったより面白かった程度ではあるんよ。

ポスターで期待値UPさせてる割に、ちゃんとB級アクション物としてきっちりケジメてるっつーか。何か、ちゃんとしてた。
ポスター詐欺なんて腐るほどあるからね。
あの誇張されたポスターから滲み出る成分が、割と悉く内容に反映されてるので、B級映画として誠実にぶっ壊れてやろうとする姿勢が素晴らしい。

しかも主人公が使う格闘技が、古武術に相当するかなりニッチな空手なので、この映画ならではの突出した拘りもある。しゅごい。贅沢。
すげー前に観たタイトル忘れたけど安岡力也が主人公にボッコボコにされてた映画で、骨法が出て来たんだけども、メジャーじゃない武術出ると、テンション上がるよね。
それも付け焼刃なアクションじゃなくて、きっちり師範代のマスターが主役やってるもんだから、ハヤトて誰だよ!ってなる。良い意味で。そこそこ男前なのも良し。
演技も存外悪くなくてですね。これは設定が良いから無理させないポイントにもなってて、脚本の勝利だと思うんだけど。だって俳優としては素人ですよ?いやイベントなりショーなりとかはやってるんだろうけど。

それ関係だと、やっぱどうしても妹役の演技がお遊戯会なのが微笑ましく、おっぱいは最高なんだけれど、印象が弱い。
せめて客かラスボスにやられてるシーンくらいは用意しても良かったんではと。手下が乳揉んでるのを配信しつつそれをラスボスが覗いてリスカオナニーって妙なシーンはあったけどさw

あと、ヒロインが微妙なブスでスタイルもだるいってのは、個人的にうーん。個人的にね。
下っ手くそな演技で徐々に主人公に惹かれていって夜中に湯気の立つ筋肉見て我慢できなくなってセックス!って流れは大賛成ですが。せめてこっちにもおっぱいあればなー。

こんな風に褒める要素しかない映画でもっとアクションについてダラダラと書きたいんだけど、壮絶に長くなりそうなので割愛します。
特訓シーンとか緩いパルクールとかあの細かいとこの動きすげぇ好き。

悪役も全然悪くないんだけど、とっ捕まったあと眼帯ねーちゃんに犯される主人公とかあったら俺得だったなぁ。100%要らんシーンだけど。




・映画「KARATE KILL/カラテ・キル」公式サイト
http://karate-kill.com/

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『マックス・スティール』感想

マックス・スティール

アメコミなヒーローかと思ったら特撮の方だった。いやそれも違うか。

ここまでお金を掛けたハリウッドヒーローものでここまで脚本がゴミなのは珍しい。
特にメカ宇宙人のユーモアセンスは、日本の特撮に出てきても可笑しくないある意味極めて幼稚なキャラクターである。可愛いのは可愛い。デザインも良し。

しかしそれが証明であるかのように、根本的なシナリオもかなり雑で幼稚であり、それが悪い訳では無いのだが、完全に子供向けである。
そのクセ、外見が大人の鑑賞にも堪え得るかのような出来栄えをしており、実際鑑賞した時のギャップはデカいと思われる。

しかもじゃあ子供向けに徹しているかと言えば、そうでも無く、特に悪役の魅力の欠片も無いしょぼさは、子供向け特撮としてもアウトである。

スーツデザインなど悪くない部分もあるし、無駄にクオリティ高いのが実に勿体無い。
もう終わってるけど、正直、劇場で見る価値はゼロ。




・映画「マックス・スティール」公式サイト
http://max-steel.jp/
・Max Steel (film) - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Max_Steel_(film)

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